学校生活
校舎外清掃奉仕活動
12月9日(金)環境整備委員会と生徒会が中心となり、学校周辺や石井駅、石井駅までの通学路でのゴミ拾い・清掃奉仕活動を行いました。普段利用する駅のトイレや通学路を美しくすることで、ボランティアの意義を考えたり、地域に貢献できる貴重な機会となりました。
人権国際理解教育講演会が行われました
11月22日(火)7限目に、講師の三木幸美(みき ゆきみ)さんによる人権国際理解教育講演会が行われました。
大阪で、日本に住む外国人の方をサポートする仕事をされている三木さん。フィリピン人のお母様と日本で過ごす中で、8歳までは無国籍だったというご自身の体験もふまえ、「外国人の困りごと」について話してくださいました。そして、在日外国人にとっての3つの壁、「法律・制度の壁」「ことばの壁」「心の壁」について教えてくださいました。「心の壁」のお話の中で、無自覚な発言や態度が相手を傷つける「マイクロアグレッション(微細な攻撃)」のお話は特に私たちの心に残りました。グローバル社会を生きるうえで大切な見方や考え方を学ぶことのできる、充実した時間でした。
【感想の一部紹介】
・「マイクロアグレッション」をなくしていくためには、この言葉を知り、自分が無意識のうちにマイノリティに対して差別をしているかもしれないと気づかなければなりません。……多様性社会で自分が差別をしてしまうかもしれないという意識を持つことがとても大切だと思いました。自分はそのようなことをしていないと思っていては、いつまで経ってもこの問題は解決しないと思います。
・「だれに対しても、『ここにいるよ!』と受け止められるキャッチャーになれる」という言葉が印象に残りました。……だれかに相談されたときは、何かをアドバイスしたり解決策を出したりすることが大切だと思っていたけれど、次からは話を聞くことを重視し、少しでもその人の不安や悩みを取り除けられるといいなと思いました。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第8回を実施しました。テーマは「脱炭素、SDGs」
・11月24日(木)NPO法人エコロジカル・ファーストエイド理事長 佐藤貴志先生 テーマ「脱炭素、SDGs」
今回は世界中で取り組まれている「脱炭素」の動きとエシカル消費を絡めたお話をしていただきました。講師の佐藤貴志先生は、地元だけでなく海外でも環境改善の活動を通して地域の人々のつながりを促し、地域の発展に貢献する活動をされています。温室効果ガスの排出を減らすための国際的な目標や取組み、企業の努力などの話に加え、どのような身近な行動が脱炭素につながるのかについて教えていただきました。ゴミの分別をきちんとすることや食品ロスを削減をすることが脱炭素につながるというお話は、このエシカル消費基礎講座でこれまで学んできたことに新しい意味づけができたように感じました。「脱炭素」は国家や民間企業が地球規模で取り組んでいる大きなことですが、自分たちにもできることを再確認することができました。また、佐藤先生が地元の高校生(チームRe:ver)とともに取り組んでいるプロジェクトや海外での活動のお話は大きな刺激となりました。
【生徒の感想の一部】
・ゴミの分別と3Rなどが地球温暖化を防ぐ脱炭素につながると知り、これなら今自分でもできると思った。
・自分と同じ年齢の高校生が小松島の川の浄化に取り組んで、地域のために頑張っていることに驚いた。
・学校は課題を見つける知力が身につく場であることを知ったので、将来役に立つかもしれないという意識でこれから勉強をしてみようと思いました。
【探究のタネ】
・You Project 2.0 ・エコツーリズム ・自然界、周囲の人への思いやり ・一人ひとりが主人公
・私が高校生として社会にできることは何か ・エコロジカルファーストエイド など
表彰伝達・全校集会が行われました。
様々な場面での名高生の活躍の成果が伝達披露されました。
表彰された皆さん,おめでとうございます。
全校集会では,学校長より
「『異なる背景をもつ個人が集団となり,調和を生み出すこと』や,
『他の人と協力しながら,自らの手で何らかのものを創造すること』など
芸術からは多くのことを学ぶことができます。名西高校の特徴を生かし,
しっかりと自分を磨いていってください。」とのお話がありました。
その後各課からの連絡,各教室での服装頭髪検査が実施されました。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第7回を実施しました。テーマは「地産地消、オーガニック、食品ロスなど」
・11月17日(木)コワーキングスペース和みプラザ運営管理者 安達和美先生、徳島エシカルネットワーク美馬代表 大谷茜先生
テーマ「地産地消、オーガニック、食品ロス など」
秋も深まって少しずつ寒さが増してきた今日この頃。今回は〇×クイズで体育館内を何度も移動しながら楽しくエシカル消費を学びました。題して「楽しく学ぶ探究の時間」。講師は地元でいろいろな活動をされている安達和美さんと大谷茜さんで、今年も工夫をこらした講義をしてくださいました。
SDGsの再確認をした後、〇×クイズへ。第1問は「エシカル消費とは売り手、買い手、作り手のみんなが笑顔になる消費である」というサービス問題からスタート。もちろん全員正解。この問題の解説の中で地産地消、応援消費、食品ロスなどの説明がありました。その後もクイズを通して海のエシカル、森のエシカル、プラスチック問題のエシカルなどについて身近な例を挙げながら解説してくださり、自分が今からできることや心がけるべきことを強く意識することができました。
【生徒の感想の一部】
・今自分ができることをしてエシカル消費やSDGsに貢献したいです。そして、まだエシカル消費を知らない人に知らせることで、できるだけ大切な資源を無駄にしないようにしたいです。
・クイズ形式だったので、少し難しいと思えるようなものも理解しやすかった。
・教えてくださった2人がすごく面白くてわかりやすかったです。
【探究のタネ】
・フェアトレード ・パーム油の代替 ・食品ロス ・地産地消 ・無理なく行動できること
・4R ・未来に向かうための目標 ・オーガニック
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第6回を実施しました。テーマは「徳島県の取組」
・11月10日(木)徳島県消費者政策課 阿部歌奈子先生、消費者庁新未来創造戦略本部 金石瑞季先生
テーマ「徳島県の取組」
今回はエシカル消費普及に対する行政面の取組をお二人の方から学びました。
まず、徳島県の様々な取組について阿部先生から説明がありました。消費者と事業者の共通の目標の実現に向け、地方消費者行政はその間に立って調整しています。啓発アニメーションの作成、Twitter「とくしまエシカル消費者普及推進プロジェクト」での様々な企画、とくしまSDGs消費者教育教材(OUR(阿波)エシカルタウンでSDGsを学ぼう!)の作成、消費者大学校大学院や買い物エシカル教室の開設、全国初のエシカル条例の制定をはじめ、消費者、事業者向けにたくさんの取組がなされていることを知りました。わかりやすく伝えるための工夫にあふれていて、行政に携わる方々の熱意も感じることができました。
金石先生からはエシカル消費の説明があった後、消費者庁の「エシカル消費特設サイト」の紹介がありました。講義後実際にアクセスしてみましたが、全国の取組がわかる「みんなのエシカル消費」はおすすめです。民間と行政が手を取り合って様々な取り組みがなされています。両方の立場を知ったことは、高校卒業後の進路を考えるヒントになったと思います。
【感想の一部】
・徳島県が自分の想像以上にエシカル消費に対して活動していて驚いた。
・エシカル消費活動に貢献できるようにするために、周りの人にエシカル消費について説明ができるようになりたいと思いました。
・徳島県がエシカル消費を広めるためにSNSやイベントなどを活用し、小さい子どもまで学べるようにいろいろ工夫していることに驚きました。簡単に学べるので今の時代にとても良いと思いました。
【探究のタネ】・エシカル消費の先進県 ・メディアやSNSの活用 ・社会への扉 ・エシカル甲子園
・消費者庁新未来創造戦略本部 ・消費者行政 ・エシカル条例 ・子ども向けワークショップ
など
2年生「クラス読書会」クラスのみんなで同じ本を読み、考えました
●11月9日(火)7時間目 「クラス読書会」~仲間と同じ本を読んで考えました~
図書委員が中心となって本を選びました。各クラスで選んだ本と感想・意見は次のとおりです。
同じ小説やエッセイををみんなで読んで考える時間は、国語の授業以外になかなかないので、楽しく、考えさせられる時間となりました。
●21HR 『女は損か』(著 松田道雄)
(感想・意見)
・昭和30年代の作品の中で男女平等を訴えているが、今もまだ、女の人が損をしていることがあると思った。
・男女で能力の違いがあるのは当然で、その違いで女の人が劣っているというのはよくないと思った。
●22HR 『女子高生は菫色(すみれいろ)』(著 千田夏光)
(感想・意見)
・黒板に、読んで疑問に思ったことを書いて、それに対してどう思うか、皆に考えてもらいました。4つ出た疑問のうち、私は「顔も知らない人に手紙を送るのはどうして?」という疑問を担当しました。8割の人が「知らない人の方が話しやすい」という意見が多い中、「女の子はおしゃべりだから」という、女の子を強調している意見もありました。
●23HR 『愛すること』(著 樋口恵子)
(感想・意見)
・現代社会はSNSの影響などで、自身が他人から「愛される」ために力を注ぐ思考の人間が圧倒的に多く見える。しかし、「愛される」ことは、テクニックがあれば手に入れることはできるが、「愛する」ことは容易ではないと知った。この本の「自立していない人間には、人を愛する余地がない」という言葉が印象に残っている。
●24HR 『サアカスの馬』(著 安岡章太郎)
(感想・意見)
・馬はサアカスの舞台に上がるといきいきして、ヤスオカ(主人公)にもできること、頑張れることがあると思った。
・自分が輝ける場所で輝き、周りを感動させることはよいことだと思った。
・もう一度読みたい。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第5回を実施しました。テーマは「フェアトレード、SDGs」
・10月27日(木)だしソムリエ 河口晶先生, NPO法人パルシック 木村優江先生
テーマ「フェアトレード、SDGs など」
今回は神奈川県の木村さん、地元石井町の河口さんと学校を結んでオンラインで講義をしていただきました。
パルシックは民際協力(人と人が国家の壁を越えて助け合う)を行うNPOで、東ティモールで現地の人とコーヒー豆の栽培・生産し、輸入販売などをしています。木村さんから東ティモールでのパルシックの活動の様子を教えていただき、自分たちが知らないところで生産者、消費者、社会の三方が幸せになるような取り組みがなされていることを知りました。今の自分には同じことはできませんが、知ることで何かしら行動が変わると思います。知ることは大切なことです。また、本校では文化祭でパルシックが扱うコーヒー豆や食品を毎年販売しています。小さな事かもしれませんが、自分たちでフェアトレード商品を販売したり購入することでフェアトレード商品を社会に広めていくことができます。これは今の自分たちにもできることです。
河口さんは「物の価値とは」というお話でした。日本の物の価格は外国と比較すると安いが、日本の最低賃金が主要国内で最低である。オーストラリアは賃金が高い割に物価が高い。同じ物でも国ごとに価格は違う。そこでその物の価値を認識することが大切になってくる。自分や身の回りの価値を認識して唯一無二の価値、ここにある価値を向上させ、そして他者の応援をしたりフェアな関係を結ぶことで自分や身の回りの価値を再認識して、というサイクルができればいい。などのお話がありました。
【感想の一部】
・フェアトレードで公正な取引をすることで世界の多くの人が救われることは聞いていたが、その仕組みがよくわかった。
・人々が助け合い、支え合い、対等な関係を築いていくことが大切だと思った。
・フェアトレードのことをよく知ることができた。これからはコーヒー豆やいろんな物でフェアトレードのマークを見つけて買いたいです。
・外国人にとって日本人が普通に思っていることは普通じゃなく人気なのだということを知りました。日本の価値を再認識していきたいです。
【探究のタネ】 ・見えない価値を想像し認識する ・価値を高めるには ・フェアトレード
・公平さと価値 ・キャパシティ・ビルディング ・ソーシャルプレミアム など
避難訓練を実施しました
10月27日(木)2限目に,地震を想定した避難訓練を実施しました。生徒へは告知をしないでの実施でしたが,生徒は慌てることなく,冷静に避難をすることができました。また職員は,初期対応から訓練終了時までの一連の流れを確認しました。
今回の研修をきっかけに「命の大切さ」を再確認をし,安心・安全な学校づくりを目指していきます。
図書委員会:読書週間の展示
10月24日(月)から11月4日(金)までは「読書週間」です。
10月21日の放課後、中間考査が終わってほっとした気持ちになっている図書委員会のメンバーが図書室に集まり、読書週間のための特集を展示しました。現在,名西高校の本館は外壁工事のため窓を開けることができません。ブラインドをおろしたままの北側を利用して県内の図書委員がお勧めする電子書籍の紹介文を展示しました。
生徒のみなさんは、一度図書室に見に来てください。
職員研修を行いました
中間考査中に職員研修を行いました。
内容としては,「コンプライアンス」,「授業改善」,「防災校内研修」について職員全体で学び,情報共有を行いました。教育公務員としての自覚や,大切な生徒の学び,命の大切さについて再確認しました。
徳島グローバルスタンダード人材育成事業(総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第4回)を実施しました。テーマは「エシカル・ファッション、サステナブルファッション」
・10月6日(木)一般財団法人unisteps共同代表、エシカルファッションプランナー 鎌田安里紗先生
テーマ「エシカルファッション、サステナブルファッション」
徳島県出身で、国内だけでなく世界に向けてエシカルファッションを広める活動をされている、鎌田安里紗さんを講師に迎え、エシカル消費基礎講座を実施しました。おしゃれやファッションが大好きだった高校時代に台頭してきたファストファッションによって安い服が増えたが、その背景として生産者の労働環境の悪さや環境への負荷などたくさんの問題があることを知り、ファッションの課題を発信し始めたそうです。服はどんな素材でできていて、誰がどのように作って、そしてどのように運ばれ店で売られているのかという、服の生産背景をからめてファッションのことを詳しく教えていただきました。服を1着作るのに、ペットボトル225本を製造するのに必要なCO2と2,300リットルの水が必要なのに、そんな服が大量に作られ、そして大量に破棄されている現実(チリのアタカマ砂漠の写真は衝撃的だった)を話しているときには、服が大好きな鎌田さんの悲しみや怒りや伝わってくるようでした。また、①長く着る、②借りる、③交換する、④控える、⑤お直しする、の5つを意識してファッションを楽しんで欲しいと教えてくださいました。講義の最後の「私はファッションが大好きなので今日はファッションの話をしましたが、ファッションにはあまり興味ない人もいると思います。ぜひ皆さんが大好きなものについて、その背景などをいろいろ調べて探究活動を進めてください。」というメッセージは心に残りました。
【感想の一部】
・服も環境に深く関わっていることを初めて知りました。「サステナブルファッション」が広がり、少しでも環境への負担が減ればいいなと思いました。
・服に限らず本当に欲しいものか、自分に必要なものか、ということも考えて買い物をしたい。
・私も服をたくさん買いすぎてしまうことがあるので控えようと思いましたし、1着1着を大切にしようと思いました。身近な物でもありがたいという事を日頃から考えようと思いました。
【探究のタネ】 ・5%でも10%でも自分にできることをする ・サステナブルファッション
・ファッションブランドがサステナブルファッションを実現するために何をしているか
・服を大切にするために など
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第3回を実施しました。テーマは「オーガニック、動物配慮」
・9月29日(木)リーベフラウ店長、獣医師 近藤保仁先生 テーマ「オーガニック、動物配慮 など」
今回の講師さんは、地元石井町でソーセージなどの販売をしている「自然派ハム工房リーベフラウ」店長の近藤保仁先生。リーベフラウでは添加物を一切使わない安全安心な商品が作られていますが、これは近藤先生のドイツでの修行経験が影響しているそうです。ドイツの肉屋にはマイスター制度があり、マイスターの指導の下、屠殺から商品加工までが行われています。その際、豚一頭すべての部位を使用し、命を無駄にしないということをお聞きしました。血のソーセージもあるそうです。また、輸入肉に含まれるホルモン剤(エストロゲン)や遺伝子組み換え食品の健康への問題点を教えていただきました。価格だけでなく健康や環境問題などを考えて、購入する食品を選択することの重要性に気付くことができました。
【感想の一部】
・環境先進国のドイツは昔から様々な取り組みをしていてすごいと思った。これからは自分の体に気をつけて食品を買うようにしたいと思った。
・バーベキューの営業は食品ロスを防ぐ意味もあるということを聞いて素晴らしいと思った。また、ドイツのお話で出てきたデポジット制について知りたいと思った。
【探究のタネ】 ・サステナブル ・トランス脂肪酸 ・成長ホルモン ・食品ロスを防ぐ ・健康に良いもの
・デポジット制 など
9月26日(月)「神山町を知りたい!感じたい!伝えたい!」(徳島グローバルスタンダート人材育成事業)
9月26日(月)「神山町を知りたい!感じたい!伝えたい!」
― お隣のすごい町、神山町に行ってきました ―
名西高校は名西郡石井町にあります。さて問題です。名西郡は2つの町で構成されていますが、もうひとつの町はどこでしょう。正解は「神山町」です。
神山町は、テレビや新聞を始め各種メディアで取り上げられ、全国的、世界的に注目されていることは皆さんご存じですね。隣にあるすごい町についてもっと知りたい!神山町から学び、私たちにできることを見つけよう!そんな思いで名高生21名が神山町に向かいました。視察を終えて思いました、やっぱり神山町はすごい!。この感動を、海外姉妹校のみんなに伝える予定です。私たちを受け入れてくださった神山町のみなさん、ありがとうございました!
1 「進化する神山」の仕掛け人:NPO法人グリーンバレー(事務局長:竹内和啓さん)
「日本の田舎を、素敵に変える」というコンセプトで、神山町を変化させていくためのリーダーシップをとられているグリーンバレー。事務局長の竹内さんは、神山町のこれまでとこれからのことを語ってくださいました。そして、「ちっぽけに思える小さな一歩が何かを生み出すかもしれない。何でも挑戦してみよう」と話してくださいました。
2 「地産地消→地産地食」を推進する NPO法人まちの食農教育(代表理事:樋口明日香さん)
「私たちは地産地消を、『地産地食』と呼んでいます。みなさん、『地産地食』って、だれにとって、どんな良さがあると思いますか?」と、樋口さんから問いかけられました。お話を伺った後、「良さ」は無限に繋がっていくのだなと思いました。神山町出身の名高生が、小中学生時代、樋口さんたちと農作物を育てた経験を振り返る時間にもなりました。
3 昼食
午後からの研修先、城西高校神山校の近くの素敵なお店でのおいしいランチタイム。その後は、役場やサテライトオフィスのある通りを散策しました。
4 城西高校神山校「地域創造学」の見学
(一般社団法人 神山つなぐ公社:理事 梅田 學さん・秋山千草さん・神山校の生徒の皆さん、先生方)
午後からはまず、神山つなぐ公社の梅田さん、秋山さんのご指導のもと、城西高校神山校の生徒の皆さんとのワークショップに参加しました。その後は、神山校の皆さんが休閑地の草や木を切り、石垣で補強し、神山小麦やそばを育てている「まめのくぼ」の見学、開発中のラーメンや、手作りの味噌について教えてくださいました。
神山校の皆さんが授業でおこなっている、薪割りやすだちの収穫を私たちも体験させていただきました。
5 神山を感じられる宿「WEEK神山」(株式会社神山神領:代表取締役 神先岳史さん)
終盤は、神山校での薪割り・すだちの収穫チームと、「WEEK神山」チームに分かれました。最初に宿のそばにある鮎喰川へ。涼やかな川の流れに癒やされました。その後、おしゃれな宿泊棟とフロント・食堂を兼ねた母屋を見学させていただきました。「WEEK神山」が人と人とを繋ぐ場になっていること、地域内外の人たちとともに、未来を見据えながら「WEEK神山」をよりよい場にしようとしていることなどをお話してくださいました。
【感想の一部】
●自分の視野を広げられた。同じ高校生が、自分よりもすごいことをしていたので頑張らなくてはいけないという思いになった。
●神山の人たちはみんな優しくて、限界を決めない人が多いと感じた。不便なことがあれば自分でなんとかすればいい。なくて困るならば、自分の技術と周りの協力でつくればいいという考え方を持っている人がほとんどだった。神山町以外でも、限界を決めない人が増えれば、どんなことでも協力してくれる、思いやりのある人も増えるんじゃないかと思った。
●はじめはせっかくの学校祭の代休を使ってまで行く意味があるのかと思っていた。でも、実際に参加してみると夢中になっていた。神山町民としてなんでも知っているつもりでいたが、竹内さんや樋口さんをはじめとする、実際に地域創生に関わっている大人達の話を聞いて、自分も町民として何かできることはないかと思った。
10月7日 徳島県警音楽隊と書道部のコラボが実現!!
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第2回を実施しました。テーマは「プラスチックごみ、海洋汚染、アップサイクル」
・9月22日(木)うずしおクリンアップ 黒川剛史先生 テーマ「プラスチックごみ、海洋汚染、3R など」
今回の講師さんは、鳴門地域で海岸清掃を行っている「うずしおクリーンアップ」の黒川剛史さん。黒川さんには毎年本校で講義をしていただいています。海ごみにはどのようなものがありそしてどこから来るのか、エシカル消費で海ごみは減らせるのか、エシカル消費で持続可能な社会を目指すための大切な視点は何か、などについて「三方よし」(社会(環境)、消費者、企業の三者すべてが幸せになる)の考え方を取り入れて、わかりやすくお話くださいました。一見三方よしと思われる自分たちや企業の取り組みでも、よく考えたらそうでもないこともあり、現状をクリティカルに考察し改善を繰り返していく姿勢が、未来を良くすることにつながることに気づきました。
【生徒の感想の一部】
・アップサイクルという言葉を初めて知り、意味も分かったので勉強になった。
・海岸清掃などのボランティア活動があったら、自分から進んで参加したいと思った。
・街や山に捨てられたプラスティックが川や風によって海に運ばれることに驚いた。身近にある劣化したプラスチックをそのままにしないように気をつけたい。
【探究のタネ】
・今の自分にどれだけのプラスチックが減らせるか ・三方よし ・アップサイクル
・3R(リユース、リデュース、リサイクル) ・エシカル消費でごみが減らせる など
交通マナーアップ活動
交通マナーアップ活動(交通委員会)
交通委員会を中心に徳島名西警察署,名西交通安全協会,石井町役場の方々と連携し,交通マナーアップ活動を行いました。あいにくの天候でしたが,爽やかな挨拶が響いていました。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」が始まりました。 第1回のテーマは「エシカル消費とは」
本校の「総合的な探究の時間(藤波タイム)」では、3年間を通してエシカル消費をテーマに探究活動を展開しています。1年生の2学期はエシカル消費について知ることを目的として、学校外の様々な専門家の方々に講義をしていただく「エシカル消費基礎講座」を開催しています。毎回の講座において一番気になったことを「探究のタネ」として残しておいて、3学期以降の探究活動に役立てていきます。その第1回目が実施されました。
・9月15日(木)四国大学短期大学部 加渡いづみ先生 テーマ「エシカル消費とは」
本校の「総合的な探究の時間」の立ち上げ時から加渡先生にはたくさんのアイディアやアドバイスをいただいています。毎年1年生の「エシカル消費基礎講座」の第1回目は、加渡先生にエシカル消費とは何かということについてお話していただいています。
自分の消費行動において「環境への配慮」、「生産者の幸せ」、「地域の元気」の3つの視点を持つことがエシカル消費で、そのことによって世界を変えることができる。すなわち、一生続く私たちの買い物には未来をよりよい方向に導く力がある。いろいろなマークがついているものは少し値段が高いかもしれないが、それには理由がある。消費者の行動は意思表示であり、買うことで地域や生産者、事業者を応援できる。など、私たちの今後の何気ない消費行動についての指針をいただくとともに、エシカル消費とは何か、わかりやすく教えていただきました。今後様々な分野のことを学んでいきますが、この第1回の講座は私たちに学びの軸を与えてくださったように思います。
【生徒の感想の一部】
・エシカル消費という言葉を聞いたことがなかったので、詳しく知ることができてよかった。自分たちの買い物が未来や世界を良くすることができるということを頭に入れて生活したいと思った。【探究のタネ:被災地への応援消費】
・フェアトレードマークがついたものは高いけど、作った人にもしっかりとお金が届いているのだと思うと、これが本来の物の値段なんじゃないかと思った。【探究のタネ:過去と現在と未来を考える】
・一番印象に残ったのは「アース・オーバーシュート・デー」です。地球が1個では足りないと知って驚きました。また、バイコットを意識してエシカル消費を心がけたいと思いました。【探究のタネ:アース・オーバーシュート・デー】
第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)相撲競技 壮行会
文化祭閉会式の後,Zoomでの壮行会が行われました。
9月30日(金)から10月3日(月)に,本校より5名が出場します。
選手の皆さん,頑張ってください。
リモートでの表彰伝達・第2学期始業式が行われました。
9月1日(木)9:20~10:10
Zoomにより表彰伝達・第2学期始業式が行われました。
表彰された皆さん,おめでとうございます。
始業式では,学校長より
「2学期はさまざまなことに積極的・主体的に取り組んでみてください。」、
「『先生に分かりやすく教えてもらって、よく分かった。』ではなく,
『先生にやり方を教えてもらって,自分でやってみてできるようになった。』となるよう
頑張ってみてください。」とのお話がありました。
始業式終了後は各課からの連絡があり,その後各教室で服装頭髪検査が実施されました。
■ 県立学校へ送付される
チラシ、パンフレット等
の取扱いについて