学校生活

2年生「クラス読書会」クラスのみんなで同じ本を読み、考えました

●11月9日(火)7時間目 「クラス読書会」~仲間と同じ本を読んで考えました~

図書委員が中心となって本を選びました。各クラスで選んだ本と感想・意見は次のとおりです。

同じ小説やエッセイををみんなで読んで考える時間は、国語の授業以外になかなかないので、楽しく、考えさせられる時間となりました。

●21HR 『女は損か』(著 松田道雄)

(感想・意見)

・昭和30年代の作品の中で男女平等を訴えているが、今もまだ、女の人が損をしていることがあると思った。

・男女で能力の違いがあるのは当然で、その違いで女の人が劣っているというのはよくないと思った。

●22HR 『女子高生は菫色(すみれいろ)』(著 千田夏光)

(感想・意見)

・黒板に、読んで疑問に思ったことを書いて、それに対してどう思うか、皆に考えてもらいました。4つ出た疑問のうち、私は「顔も知らない人に手紙を送るのはどうして?」という疑問を担当しました。8割の人が「知らない人の方が話しやすい」という意見が多い中、「女の子はおしゃべりだから」という、女の子を強調している意見もありました。

●23HR 『愛すること』(著 樋口恵子)

(感想・意見)

・現代社会はSNSの影響などで、自身が他人から「愛される」ために力を注ぐ思考の人間が圧倒的に多く見える。しかし、「愛される」ことは、テクニックがあれば手に入れることはできるが、「愛する」ことは容易ではないと知った。この本の「自立していない人間には、人を愛する余地がない」という言葉が印象に残っている。

●24HR 『サアカスの馬』(著 安岡章太郎)

(感想・意見)

・馬はサアカスの舞台に上がるといきいきして、ヤスオカ(主人公)にもできること、頑張れることがあると思った。

・自分が輝ける場所で輝き、周りを感動させることはよいことだと思った。

・もう一度読みたい。