学校生活
「ネットに関する生徒指導講演会を実施」
1月17日(火)7時間目に徳島県消費者情報センターの高橋沙織先生を講師としてお迎えし、「インターネットのルール」~ネットと仲良く付き合うために~という演題で生徒指導講演会を実施しました。著作権の侵害や他人を誹謗中傷する書き込みなど、ネットに潜む危険性について正しく理解することができました。またトラブルに遭わないようにするための対処方法についても説明があり、大変参考になりました。
本校の生徒の実態にあった内容で、わかりやすい講演でした。ありがとうございました。
リモートでの表彰伝達・第3学期始業式が行われました。
表彰披露では,名高生の活躍の成果が伝達披露されました。表彰された皆さん,おめでとうございます。
終業式では,学校長より次のような話がありました。
2学期末にお伝えしたように,みなさんの目標について成果のでる学期となるようにしましょう。
3年生で受験を控えている人,いよいよ勝負となります。全力を尽くしてください。また,残りの高校生活をしっかり充実させてください。1・2年生は次年度の0学期として意識を高く持って自分をコントロールできるようにしてください。
新年の目標を私は「挑戦する勇気」としました。みなさんもさまざまなことに積極的にチャレンジしてください。
人権に関する作品の表彰式がありました
人権に関する作品の表彰式がありました
人権の大切さを、音楽や標語ポスター、キャッチフレーズなどで届けるための募集があり、名高生もたくさん応募しました。そのなかで入選した皆さんと作品を紹介します。それらの作品はこれからも、人権に関するさまざまな場で展示されます。
12月 4日 「人権に関する児童生徒の作品募集」
●作詩作曲部門 教育長賞 23HR
題「マイファミリー」
●標語ポスター部門 理事長賞 1年 松本 瑞生 1年 吉田実萌花
※ 12月4日~11日徳島県立二十一世紀館 多目的活動室で展示されました。
⑵ 12月17日 「中・高生による人権交流集会」広報用キャッチフレーズ優秀賞
2年 野田 姫那
キャッチフレーズ「尊い命 大事な宝 傷つけるのも 励ますのも あなたの言葉」
⑶ 12月26日 「やさしさつながるHOTほっとメッセージ」入選
2年 矢田さくら 2年 中原実乃里
12月14日 2年生「藤波発表会」が石井町藤ホールで開催されました
12月14日(水)「藤波発表会」―エシカル消費を推進するために、私たちにできること―
●「藤波発表会」までの流れ
名高の火曜日⑦時間目は「藤波タイム」です。みんなの幸せを考えた消費、「エシカル消費」を広げるために、私たち高校生にもできることを考えてきました。1年生では「エシカル基礎講座」でしっかり学び、2年生から、一人ひとりが関心のあるテーマを見つけ、班を編成して探究してきました。
●12月14日 藤波発表会(石井町中央公民館・藤ホールにて)
代表が決定した後もさらに探究を続け、放課後、発表練習を頑張る班もありました。
当日は、1、2年生全員と、地域でエシカル消費を推進されている方3名をお招きし、発表会を開催しました。
●いよいよ本番
すべての班が、約半年かけて探究した成果を分かりやすく堂々と発表することができました。
1年生は「来年、私たちもあのステージに立ちたい」と思った人も多かったと思います。
今回の投票の結果、優勝は25班「Let's work together for a better future(よりよい未来のために)」に決まりました。海ごみ拾いに参加した経験と、そこから興味を持ったプラスチック問題(特にマイクロプラスチック)について調べ、考えた内容を発表してくれました。
●発表の感想
・アンケートの結果や、図などを活用していてとてもわかりやすかったです。理由や私たちにできることを丁寧に述べていて、児童労働への興味が深まりました。
・「義肢装具」という言葉を普段見聞きすることがないけれど、わかりやすい説明で少しだけでも理解していくことができるような発表だった。
・大量生産のおかげで安く買えることは一見便利に思えるけれど、その裏には大きな問題があるというのを実感しました。スーパーという身近なものを例にした説明だったので取っ付きやすく、このことについて深く考えていきたいと思いました。
・自分でボランティアに行き、実際に行動したしたのがすごいと思いました。
・自分も児童労働について探究したので、内容に共感できてとてもよかった。聞いている人にちゃんと伝わっていた。
●2年生のこれから
今回調べ、考える中で見つけた新たな課題について、今度は一人一人が深めていきます。
探究はこれからも続きます。頑張ります!
表彰伝達・第2学期終業式が行われました。
表彰披露では,名高生の活躍の成果が伝達披露されました。表彰された皆さん,おめでとうございます。
終業式では,学校長より次のような話がありました。
「令和4年も終わりとなります。年末のような節目となる時期,メリハリのついた生活を送るチャンスです。
これまでの生活を振り返るとともに,新しい年に向けた目標を立ててみてください。どんな人になりたいか,大切にしたいことは何かなど,自分についてしっかりと考えてみましょう。
冬休み良い日々を過ごして,元気なみなさんに会えることを楽しみにしています。」
その後,諸連絡がありました。
家庭科:おいしい徳島県産米を食べよう!
若者世代における徳島県産米の消費拡大や家庭でのエシカル消費を推進する目的で全校生徒に一人300グラムずつ「あきさかり」が配布されました。「あきさかり」はコシヒカリの特徴を受け継ぐとともに,もちもちとした粘りがあり,噛めば噛むほど甘みとうまみを感じられるおいしいお米です。冬休みは生徒たちが自分でごはんを炊いて徳島県産米の良さを実感してくれることと思います。
1年生普通科と2年生芸術科の家庭基礎履修者は冬休みの宿題「丼物の調理」にぜひ活用してください。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第9回「貿易ゲーム」を実施しました。
・12月15日(木)講師 四国大学短期大学部 教授 加渡いづみ先生
2学期の「エシカル消費基礎講座」も今回で最終回。今回は四国大学の加渡先生を講師にお迎えして、「貿易ゲーム」を開催しました。生徒の各班が一つの国という設定で、資源(コピー用紙)、技術(コンパスやハサミなど)を活用して作った製品(コピー用紙から丸や四角の形を切り取ったもの)を売って、できるだけ多くのお金の獲得を目指します。資源はたくさんあるけど技術やお金がない国やそれとは逆の国など様々な条件の国があり、多くの製品を作るために他国と交渉して技術や資源を調達する活動はとても盛り上がりました。活動の中で、他国と協力して互いの発展に結びつけていくことや、自分勝手にならず他国と交渉して着地点を探ることの大切さを感じることができました。
【生徒の感想の一部】
・今の世界の現状と貿易の仕組みがよくわかった。他人事だと思わずに協力していけば、みんなが平等でよりよい社会が作られると思った。
・品質が良くないと売れないことを実感した。情報、品質、効率、生産性が貿易や物づくりでは必要な事がよくわかった。
・ゲーム中は自分の国のことだけ考えて、他の国と協力する事は考えてなかったので、新たな考え方を知れてよかった。また、交渉する力がとても大切だと思った。
【探究のタネ】
・交渉、知識、発見、発想 ・協働、連携 ・自分の買い物に世界とのつながりがある
・貿易の仕組み ・交渉力 など
3学期は、2学期のエシカル消費基礎講座で貯めた「探究のタネ」について個人の調べ学習を行います。
災害避難訓練(火災)を実施しました
火災を想定して災害避難訓練を実施しました。
今年度3回目の避難訓練は,火災を想定したものとして実施しました。実際の状況に近い訓練とするために,教職員の役割を決めずに実施しました。職員室で本部を立ち上げ,各持ち場や役割に徹しました。
生徒は素早くグラウンドへ避難することができ,各HRの委員長の点呼も迅速に行い,担当者へ報告することもできました。
消火器使用訓練では,生徒だけでなく職員も一緒に実施し,消火器の使用方法を確認することができました。
みんなの命を大切にするため,教職員・生徒一人一人が意識を高め,十分な準備をするとともに,あらゆる状況に柔軟に対応していきたいと思います。
【本部での打ち合わせ,事務室の様子】
【避難の様子】
【消火器使用訓練の様子】
性教育講演会
12月14日(水)5限目に3年生を対象に性教育講演会を実施しました。
講師に手束病院 手束典子先生をお招きし、「知っておきたい 性感染症について」という演題のもと、
オンラインで視聴しました。
性感染症の症状などについてより詳しく学ぶことができ、自分もパートナーも性感染症にならないために
予防することの大切さを考える貴重な機会を得ることができました。
家庭科:金融教育講演会
12月13日本校会議室において金融教育講演会を開催し、家庭基礎の授業の一環として1年生と2年生が受講しました。講師として株式会社阿波銀行のSDGs推進室より2人の先生をお迎えしました。大変わかりやすく教えてくださり,自分の将来に必要なお金と準備の方法を学ぶことができました。
金融教育講演会「自分の将来とお金の話」
校舎外清掃奉仕活動
12月9日(金)環境整備委員会と生徒会が中心となり、学校周辺や石井駅、石井駅までの通学路でのゴミ拾い・清掃奉仕活動を行いました。普段利用する駅のトイレや通学路を美しくすることで、ボランティアの意義を考えたり、地域に貢献できる貴重な機会となりました。
人権国際理解教育講演会が行われました
11月22日(火)7限目に、講師の三木幸美(みき ゆきみ)さんによる人権国際理解教育講演会が行われました。
大阪で、日本に住む外国人の方をサポートする仕事をされている三木さん。フィリピン人のお母様と日本で過ごす中で、8歳までは無国籍だったというご自身の体験もふまえ、「外国人の困りごと」について話してくださいました。そして、在日外国人にとっての3つの壁、「法律・制度の壁」「ことばの壁」「心の壁」について教えてくださいました。「心の壁」のお話の中で、無自覚な発言や態度が相手を傷つける「マイクロアグレッション(微細な攻撃)」のお話は特に私たちの心に残りました。グローバル社会を生きるうえで大切な見方や考え方を学ぶことのできる、充実した時間でした。
【感想の一部紹介】
・「マイクロアグレッション」をなくしていくためには、この言葉を知り、自分が無意識のうちにマイノリティに対して差別をしているかもしれないと気づかなければなりません。……多様性社会で自分が差別をしてしまうかもしれないという意識を持つことがとても大切だと思いました。自分はそのようなことをしていないと思っていては、いつまで経ってもこの問題は解決しないと思います。
・「だれに対しても、『ここにいるよ!』と受け止められるキャッチャーになれる」という言葉が印象に残りました。……だれかに相談されたときは、何かをアドバイスしたり解決策を出したりすることが大切だと思っていたけれど、次からは話を聞くことを重視し、少しでもその人の不安や悩みを取り除けられるといいなと思いました。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第8回を実施しました。テーマは「脱炭素、SDGs」
・11月24日(木)NPO法人エコロジカル・ファーストエイド理事長 佐藤貴志先生 テーマ「脱炭素、SDGs」
今回は世界中で取り組まれている「脱炭素」の動きとエシカル消費を絡めたお話をしていただきました。講師の佐藤貴志先生は、地元だけでなく海外でも環境改善の活動を通して地域の人々のつながりを促し、地域の発展に貢献する活動をされています。温室効果ガスの排出を減らすための国際的な目標や取組み、企業の努力などの話に加え、どのような身近な行動が脱炭素につながるのかについて教えていただきました。ゴミの分別をきちんとすることや食品ロスを削減をすることが脱炭素につながるというお話は、このエシカル消費基礎講座でこれまで学んできたことに新しい意味づけができたように感じました。「脱炭素」は国家や民間企業が地球規模で取り組んでいる大きなことですが、自分たちにもできることを再確認することができました。また、佐藤先生が地元の高校生(チームRe:ver)とともに取り組んでいるプロジェクトや海外での活動のお話は大きな刺激となりました。
【生徒の感想の一部】
・ゴミの分別と3Rなどが地球温暖化を防ぐ脱炭素につながると知り、これなら今自分でもできると思った。
・自分と同じ年齢の高校生が小松島の川の浄化に取り組んで、地域のために頑張っていることに驚いた。
・学校は課題を見つける知力が身につく場であることを知ったので、将来役に立つかもしれないという意識でこれから勉強をしてみようと思いました。
【探究のタネ】
・You Project 2.0 ・エコツーリズム ・自然界、周囲の人への思いやり ・一人ひとりが主人公
・私が高校生として社会にできることは何か ・エコロジカルファーストエイド など
表彰伝達・全校集会が行われました。
様々な場面での名高生の活躍の成果が伝達披露されました。
表彰された皆さん,おめでとうございます。
全校集会では,学校長より
「『異なる背景をもつ個人が集団となり,調和を生み出すこと』や,
『他の人と協力しながら,自らの手で何らかのものを創造すること』など
芸術からは多くのことを学ぶことができます。名西高校の特徴を生かし,
しっかりと自分を磨いていってください。」とのお話がありました。
その後各課からの連絡,各教室での服装頭髪検査が実施されました。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第7回を実施しました。テーマは「地産地消、オーガニック、食品ロスなど」
・11月17日(木)コワーキングスペース和みプラザ運営管理者 安達和美先生、徳島エシカルネットワーク美馬代表 大谷茜先生
テーマ「地産地消、オーガニック、食品ロス など」
秋も深まって少しずつ寒さが増してきた今日この頃。今回は〇×クイズで体育館内を何度も移動しながら楽しくエシカル消費を学びました。題して「楽しく学ぶ探究の時間」。講師は地元でいろいろな活動をされている安達和美さんと大谷茜さんで、今年も工夫をこらした講義をしてくださいました。
SDGsの再確認をした後、〇×クイズへ。第1問は「エシカル消費とは売り手、買い手、作り手のみんなが笑顔になる消費である」というサービス問題からスタート。もちろん全員正解。この問題の解説の中で地産地消、応援消費、食品ロスなどの説明がありました。その後もクイズを通して海のエシカル、森のエシカル、プラスチック問題のエシカルなどについて身近な例を挙げながら解説してくださり、自分が今からできることや心がけるべきことを強く意識することができました。
【生徒の感想の一部】
・今自分ができることをしてエシカル消費やSDGsに貢献したいです。そして、まだエシカル消費を知らない人に知らせることで、できるだけ大切な資源を無駄にしないようにしたいです。
・クイズ形式だったので、少し難しいと思えるようなものも理解しやすかった。
・教えてくださった2人がすごく面白くてわかりやすかったです。
【探究のタネ】
・フェアトレード ・パーム油の代替 ・食品ロス ・地産地消 ・無理なく行動できること
・4R ・未来に向かうための目標 ・オーガニック
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第6回を実施しました。テーマは「徳島県の取組」
・11月10日(木)徳島県消費者政策課 阿部歌奈子先生、消費者庁新未来創造戦略本部 金石瑞季先生
テーマ「徳島県の取組」
今回はエシカル消費普及に対する行政面の取組をお二人の方から学びました。
まず、徳島県の様々な取組について阿部先生から説明がありました。消費者と事業者の共通の目標の実現に向け、地方消費者行政はその間に立って調整しています。啓発アニメーションの作成、Twitter「とくしまエシカル消費者普及推進プロジェクト」での様々な企画、とくしまSDGs消費者教育教材(OUR(阿波)エシカルタウンでSDGsを学ぼう!)の作成、消費者大学校大学院や買い物エシカル教室の開設、全国初のエシカル条例の制定をはじめ、消費者、事業者向けにたくさんの取組がなされていることを知りました。わかりやすく伝えるための工夫にあふれていて、行政に携わる方々の熱意も感じることができました。
金石先生からはエシカル消費の説明があった後、消費者庁の「エシカル消費特設サイト」の紹介がありました。講義後実際にアクセスしてみましたが、全国の取組がわかる「みんなのエシカル消費」はおすすめです。民間と行政が手を取り合って様々な取り組みがなされています。両方の立場を知ったことは、高校卒業後の進路を考えるヒントになったと思います。
【感想の一部】
・徳島県が自分の想像以上にエシカル消費に対して活動していて驚いた。
・エシカル消費活動に貢献できるようにするために、周りの人にエシカル消費について説明ができるようになりたいと思いました。
・徳島県がエシカル消費を広めるためにSNSやイベントなどを活用し、小さい子どもまで学べるようにいろいろ工夫していることに驚きました。簡単に学べるので今の時代にとても良いと思いました。
【探究のタネ】・エシカル消費の先進県 ・メディアやSNSの活用 ・社会への扉 ・エシカル甲子園
・消費者庁新未来創造戦略本部 ・消費者行政 ・エシカル条例 ・子ども向けワークショップ
など
2年生「クラス読書会」クラスのみんなで同じ本を読み、考えました
●11月9日(火)7時間目 「クラス読書会」~仲間と同じ本を読んで考えました~
図書委員が中心となって本を選びました。各クラスで選んだ本と感想・意見は次のとおりです。
同じ小説やエッセイををみんなで読んで考える時間は、国語の授業以外になかなかないので、楽しく、考えさせられる時間となりました。
●21HR 『女は損か』(著 松田道雄)
(感想・意見)
・昭和30年代の作品の中で男女平等を訴えているが、今もまだ、女の人が損をしていることがあると思った。
・男女で能力の違いがあるのは当然で、その違いで女の人が劣っているというのはよくないと思った。
●22HR 『女子高生は菫色(すみれいろ)』(著 千田夏光)
(感想・意見)
・黒板に、読んで疑問に思ったことを書いて、それに対してどう思うか、皆に考えてもらいました。4つ出た疑問のうち、私は「顔も知らない人に手紙を送るのはどうして?」という疑問を担当しました。8割の人が「知らない人の方が話しやすい」という意見が多い中、「女の子はおしゃべりだから」という、女の子を強調している意見もありました。
●23HR 『愛すること』(著 樋口恵子)
(感想・意見)
・現代社会はSNSの影響などで、自身が他人から「愛される」ために力を注ぐ思考の人間が圧倒的に多く見える。しかし、「愛される」ことは、テクニックがあれば手に入れることはできるが、「愛する」ことは容易ではないと知った。この本の「自立していない人間には、人を愛する余地がない」という言葉が印象に残っている。
●24HR 『サアカスの馬』(著 安岡章太郎)
(感想・意見)
・馬はサアカスの舞台に上がるといきいきして、ヤスオカ(主人公)にもできること、頑張れることがあると思った。
・自分が輝ける場所で輝き、周りを感動させることはよいことだと思った。
・もう一度読みたい。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第5回を実施しました。テーマは「フェアトレード、SDGs」
・10月27日(木)だしソムリエ 河口晶先生, NPO法人パルシック 木村優江先生
テーマ「フェアトレード、SDGs など」
今回は神奈川県の木村さん、地元石井町の河口さんと学校を結んでオンラインで講義をしていただきました。
パルシックは民際協力(人と人が国家の壁を越えて助け合う)を行うNPOで、東ティモールで現地の人とコーヒー豆の栽培・生産し、輸入販売などをしています。木村さんから東ティモールでのパルシックの活動の様子を教えていただき、自分たちが知らないところで生産者、消費者、社会の三方が幸せになるような取り組みがなされていることを知りました。今の自分には同じことはできませんが、知ることで何かしら行動が変わると思います。知ることは大切なことです。また、本校では文化祭でパルシックが扱うコーヒー豆や食品を毎年販売しています。小さな事かもしれませんが、自分たちでフェアトレード商品を販売したり購入することでフェアトレード商品を社会に広めていくことができます。これは今の自分たちにもできることです。
河口さんは「物の価値とは」というお話でした。日本の物の価格は外国と比較すると安いが、日本の最低賃金が主要国内で最低である。オーストラリアは賃金が高い割に物価が高い。同じ物でも国ごとに価格は違う。そこでその物の価値を認識することが大切になってくる。自分や身の回りの価値を認識して唯一無二の価値、ここにある価値を向上させ、そして他者の応援をしたりフェアな関係を結ぶことで自分や身の回りの価値を再認識して、というサイクルができればいい。などのお話がありました。
【感想の一部】
・フェアトレードで公正な取引をすることで世界の多くの人が救われることは聞いていたが、その仕組みがよくわかった。
・人々が助け合い、支え合い、対等な関係を築いていくことが大切だと思った。
・フェアトレードのことをよく知ることができた。これからはコーヒー豆やいろんな物でフェアトレードのマークを見つけて買いたいです。
・外国人にとって日本人が普通に思っていることは普通じゃなく人気なのだということを知りました。日本の価値を再認識していきたいです。
【探究のタネ】 ・見えない価値を想像し認識する ・価値を高めるには ・フェアトレード
・公平さと価値 ・キャパシティ・ビルディング ・ソーシャルプレミアム など
避難訓練を実施しました
10月27日(木)2限目に,地震を想定した避難訓練を実施しました。生徒へは告知をしないでの実施でしたが,生徒は慌てることなく,冷静に避難をすることができました。また職員は,初期対応から訓練終了時までの一連の流れを確認しました。
今回の研修をきっかけに「命の大切さ」を再確認をし,安心・安全な学校づくりを目指していきます。
図書委員会:読書週間の展示
10月24日(月)から11月4日(金)までは「読書週間」です。
10月21日の放課後、中間考査が終わってほっとした気持ちになっている図書委員会のメンバーが図書室に集まり、読書週間のための特集を展示しました。現在,名西高校の本館は外壁工事のため窓を開けることができません。ブラインドをおろしたままの北側を利用して県内の図書委員がお勧めする電子書籍の紹介文を展示しました。
生徒のみなさんは、一度図書室に見に来てください。