学校生活

総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第9回「貿易ゲーム」を実施しました。

・12月15日(木)講師 四国大学短期大学部 教授 加渡いづみ先生

 2学期の「エシカル消費基礎講座」も今回で最終回。今回は四国大学の加渡先生を講師にお迎えして、「貿易ゲーム」を開催しました。生徒の各班が一つの国という設定で、資源(コピー用紙)、技術(コンパスやハサミなど)を活用して作った製品(コピー用紙から丸や四角の形を切り取ったもの)を売って、できるだけ多くのお金の獲得を目指します。資源はたくさんあるけど技術やお金がない国やそれとは逆の国など様々な条件の国があり、多くの製品を作るために他国と交渉して技術や資源を調達する活動はとても盛り上がりました。活動の中で、他国と協力して互いの発展に結びつけていくことや、自分勝手にならず他国と交渉して着地点を探ることの大切さを感じることができました。

   

【生徒の感想の一部】

・今の世界の現状と貿易の仕組みがよくわかった。他人事だと思わずに協力していけば、みんなが平等でよりよい社会が作られると思った。
・品質が良くないと売れないことを実感した。情報、品質、効率、生産性が貿易や物づくりでは必要な事がよくわかった。
・ゲーム中は自分の国のことだけ考えて、他の国と協力する事は考えてなかったので、新たな考え方を知れてよかった。また、交渉する力がとても大切だと思った。

【探究のタネ】

・交渉、知識、発見、発想  ・協働、連携  ・自分の買い物に世界とのつながりがある

・貿易の仕組み  ・交渉力   など 

3学期は、2学期のエシカル消費基礎講座で貯めた「探究のタネ」について個人の調べ学習を行います。