学校生活

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総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第6回を実施しました。テーマは「徳島県の取組」

・11月10日(木)徳島県消費者政策課 阿部歌奈子先生、消費者庁新未来創造戦略本部 金石瑞季先生

 テーマ「徳島県の取組」

 今回はエシカル消費普及に対する行政面の取組をお二人の方から学びました。

 まず、徳島県の様々な取組について阿部先生から説明がありました。消費者と事業者の共通の目標の実現に向け、地方消費者行政はその間に立って調整しています。啓発アニメーションの作成、Twitter「とくしまエシカル消費者普及推進プロジェクト」での様々な企画、とくしまSDGs消費者教育教材(OUR(阿波)エシカルタウンでSDGsを学ぼう!)の作成、消費者大学校大学院や買い物エシカル教室の開設、全国初のエシカル条例の制定をはじめ、消費者、事業者向けにたくさんの取組がなされていることを知りました。わかりやすく伝えるための工夫にあふれていて、行政に携わる方々の熱意も感じることができました。

 金石先生からはエシカル消費の説明があった後、消費者庁の「エシカル消費特設サイト」の紹介がありました。講義後実際にアクセスしてみましたが、全国の取組がわかる「みんなのエシカル消費」はおすすめです。民間と行政が手を取り合って様々な取り組みがなされています。両方の立場を知ったことは、高校卒業後の進路を考えるヒントになったと思います。

 

 【感想の一部】

・徳島県が自分の想像以上にエシカル消費に対して活動していて驚いた。

・エシカル消費活動に貢献できるようにするために、周りの人にエシカル消費について説明ができるようになりたいと思いました。

・徳島県がエシカル消費を広めるためにSNSやイベントなどを活用し、小さい子どもまで学べるようにいろいろ工夫していることに驚きました。簡単に学べるので今の時代にとても良いと思いました。

【探究のタネ】・エシカル消費の先進県 ・メディアやSNSの活用 ・社会への扉 ・エシカル甲子園

       ・消費者庁新未来創造戦略本部 ・消費者行政 ・エシカル条例 ・子ども向けワークショップ 

        など

2年生「クラス読書会」クラスのみんなで同じ本を読み、考えました

●11月9日(火)7時間目 「クラス読書会」~仲間と同じ本を読んで考えました~

図書委員が中心となって本を選びました。各クラスで選んだ本と感想・意見は次のとおりです。

同じ小説やエッセイををみんなで読んで考える時間は、国語の授業以外になかなかないので、楽しく、考えさせられる時間となりました。

●21HR 『女は損か』(著 松田道雄)

(感想・意見)

・昭和30年代の作品の中で男女平等を訴えているが、今もまだ、女の人が損をしていることがあると思った。

・男女で能力の違いがあるのは当然で、その違いで女の人が劣っているというのはよくないと思った。

●22HR 『女子高生は菫色(すみれいろ)』(著 千田夏光)

(感想・意見)

・黒板に、読んで疑問に思ったことを書いて、それに対してどう思うか、皆に考えてもらいました。4つ出た疑問のうち、私は「顔も知らない人に手紙を送るのはどうして?」という疑問を担当しました。8割の人が「知らない人の方が話しやすい」という意見が多い中、「女の子はおしゃべりだから」という、女の子を強調している意見もありました。

●23HR 『愛すること』(著 樋口恵子)

(感想・意見)

・現代社会はSNSの影響などで、自身が他人から「愛される」ために力を注ぐ思考の人間が圧倒的に多く見える。しかし、「愛される」ことは、テクニックがあれば手に入れることはできるが、「愛する」ことは容易ではないと知った。この本の「自立していない人間には、人を愛する余地がない」という言葉が印象に残っている。

●24HR 『サアカスの馬』(著 安岡章太郎)

(感想・意見)

・馬はサアカスの舞台に上がるといきいきして、ヤスオカ(主人公)にもできること、頑張れることがあると思った。

・自分が輝ける場所で輝き、周りを感動させることはよいことだと思った。

・もう一度読みたい。

 

総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第5回を実施しました。テーマは「フェアトレード、SDGs」

・10月27日(木)だしソムリエ 河口晶先生, NPO法人パルシック 木村優江先生

 テーマ「フェアトレード、SDGs など」

 今回は神奈川県の木村さん、地元石井町の河口さんと学校を結んでオンラインで講義をしていただきました。
 パルシックは民際協力(人と人が国家の壁を越えて助け合う)を行うNPOで、東ティモールで現地の人とコーヒー豆の栽培・生産し、輸入販売などをしています。木村さんから東ティモールでのパルシックの活動の様子を教えていただき、自分たちが知らないところで生産者、消費者、社会の三方が幸せになるような取り組みがなされていることを知りました。今の自分には同じことはできませんが、知ることで何かしら行動が変わると思います。知ることは大切なことです。また、本校では文化祭でパルシックが扱うコーヒー豆や食品を毎年販売しています。小さな事かもしれませんが、自分たちでフェアトレード商品を販売したり購入することでフェアトレード商品を社会に広めていくことができます。これは今の自分たちにもできることです。
 河口さんは「物の価値とは」というお話でした。日本の物の価格は外国と比較すると安いが、日本の最低賃金が主要国内で最低である。オーストラリアは賃金が高い割に物価が高い。同じ物でも国ごとに価格は違う。そこでその物の価値を認識することが大切になってくる。自分や身の回りの価値を認識して唯一無二の価値、ここにある価値を向上させ、そして他者の応援をしたりフェアな関係を結ぶことで自分や身の回りの価値を再認識して、というサイクルができればいい。などのお話がありました。

【感想の一部】 

・フェアトレードで公正な取引をすることで世界の多くの人が救われることは聞いていたが、その仕組みがよくわかった。

・人々が助け合い、支え合い、対等な関係を築いていくことが大切だと思った。

・フェアトレードのことをよく知ることができた。これからはコーヒー豆やいろんな物でフェアトレードのマークを見つけて買いたいです。

・外国人にとって日本人が普通に思っていることは普通じゃなく人気なのだということを知りました。日本の価値を再認識していきたいです。

【探究のタネ】 ・見えない価値を想像し認識する  ・価値を高めるには   ・フェアトレード

        ・公平さと価値  ・キャパシティ・ビルディング  ・ソーシャルプレミアム  など

避難訓練を実施しました

10月27日(木)2限目に,地震を想定した避難訓練を実施しました。生徒へは告知をしないでの実施でしたが,生徒は慌てることなく,冷静に避難をすることができました。また職員は,初期対応から訓練終了時までの一連の流れを確認しました。

今回の研修をきっかけに「命の大切さ」を再確認をし,安心・安全な学校づくりを目指していきます。

 

 

 

 

 

 

 

図書委員会:読書週間の展示

10月24日(月)から11月4日(金)までは「読書週間」です。

10月21日の放課後、中間考査が終わってほっとした気持ちになっている図書委員会のメンバーが図書室に集まり、読書週間のための特集を展示しました。現在,名西高校の本館は外壁工事のため窓を開けることができません。ブラインドをおろしたままの北側を利用して県内の図書委員がお勧めする電子書籍の紹介文を展示しました。

 

生徒のみなさんは、一度図書室に見に来てください。