学校生活
エシカルこども食堂ボランティア 参加報告
6月29日、11月16日に行われた、石井町の「コロコロおばちゃんの会」が主催する「エシカルこども食堂」に、JRC部の生徒や有志の生徒がボランティアとして参加してきました。
「コロコロおばちゃんの会」の方々が調理をしているあいだに、会場設営、受付、お楽しみ会の練習をして、かわいいこどもたちを迎える準備をしました。
昼食の時間になると、「こども食堂」に関する紙芝居をして、配膳を手伝います。
生徒たちも色とりどりの食事をいただき、みんなで食べるとより一層おいしくて楽しいことを実感しました。
食事のあとは、食器洗いを手伝い、いよいよ生徒主催のお楽しみ会です。絵本の読み聞かせや、防災クイズ、楽器の演奏やダンスを披露しました。
こどもたちがとても喜んでくれ、生徒たちも充実した時間を過ごすことができました。
〈生徒たちの感想〉
・こどもたちが元気いっぱいでかわいくて、喜んでくれていたのが嬉しかった。
・「コロコロおばちゃんの会」の方々が「生徒さんが来てくれて助かる」と言ってくれたことが励みになった。
6月の様子
11月の様子
【国際交流】四国大学留学生との交流会
令和6年11月8日(金)、四国大学から18名の留学生が本校に訪問されました。出身国はバングラデシュ、ネパール、ベトナムなど様々ですが、みなさん日本語の勉強をされていてとても上手です。本校からは7名の生徒が案内役として交流しました。
対面・自己紹介の様子
なごやかに始まりました。
2グループに分かれて、箏曲部と相撲部の練習を見学しました。箏曲部では演奏を聴いたあと、実際に留学生達が弾き方を部員から教えてもらい、「いつも何度でも」を最後に演奏しました。また、相撲部では迫力あるぶつかり稽古を間近で見ながら歓声をあげたり、拍手を送ったりして盛り上がりました。
最後には全員で会議室に戻り、留学生の国の言葉を教えてもらったり、日本の生活について質問したりして楽しく交流しました。短い時間ではありましたが、最後のバスのお見送りまで大盛り上がりで、参加生徒も「めっちゃ楽しかった!」と大満足の様子でした。留学生のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。
留学生のみなさんとフリートーク。
あちこちで笑いがおきていました。
最後に記念撮影をしました。
2月には台湾姉妹校の羅東高校から約30名の生徒さんが訪問してくれることになっています。今からとても楽しみです!
校内人権学習映画会を実施しました。
10月29日(火)、本校体育館にて映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を全校生徒と教職員が鑑賞しました。現代の高校生・百合は進路のことで母親と喧嘩をして家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込みます。翌朝目が覚めると、1945年の6月、すなわち戦時中の日本だったという場面からこの映画は始まります。彼女は偶然通りかかった青年・彰に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれます。そしてそこでの生活を通して、周りの人たちや彰の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合でしたが、実は彰は特攻隊員で、程なく戦地に飛ぶ運命だった-。という内容です。
命の重みや、今を当たり前に生きられることのありがたさ、また、共に助け合っていくことの喜び、そして、自分だけでなく、一人ひとりが大切な存在であることに気づかせてくれる映画でした。
当日の朝には人権委員による校内人権放送もあり、人権について考える充実した一日でした。
生徒の感想
・いろいろなことを考えさせられた、とても良い映画でした。最高でした。
・改めて戦争はいけないことだと思いました。いつか知覧特攻平和会館に行ってみたいです。
・当たり前にあるこの平和な日常が、日本だけじゃなくて全世界に訪れる日が来ることを願います。
・今の生活が決して当たり前ではないということを改めて感じました。戦争のない平和な世の中がずっと続いてほしいと心から思います。
・命の大切さについて深く考えさせられました。
・友達や家族がいること、命があることにもっと感謝しないといけないと思いました。
・当たり前に生きることの大切さや、人を思いやることができることの大切さを学ぶことができました。
・大切な人や家族に感謝の気持ちを伝えたり、後悔するような言葉を言わないようにしたいと思いました。
・今幸せに生きていられることに感謝しながら生きていこうと思いました。
・この映画から、命や家族など、たくさんの大切なものを見つけ出すことができました。
・主人公のように強く、そして困っている人がいたらやさしく手を差しのべることができる人になりたいです。
・家族や友人との時間を一つ一つ大切にし、後悔のないように何事にも一生懸命取り組んでいきたいと思いました。
・普段から戦争についていろいろ調べたり考えたりしていましたが、この映画を通してより一層学ぶことができました。
・自分の命を大切にして、自分をもっと好きになって、周りの人たちを大切にするとともに、今の世界に感謝をしたいです。そして、周りの人に「自分を大切にしてほしい」と言える存在になりたいです。
10月 保育実習に行ってきました(家庭基礎)
10月8日と22日に普通科1年生の生徒たちが2グループに分かれて、さくら認定こども園に保育実習に行ってきました。
事前に、家庭基礎の授業において、生徒たちは読み聞かせをする絵本を選んで読む練習をし、子どもたちに楽しんでもらうにはどうすればいいかと相談して準備を進めてきました。
第1団の10月8日は雨の中、歩いてこども園に向かいました。はじめは緊張していた生徒たちでしたが、子どもたちと話すうちに絵本を読む声も大きくなり、身振り手振りも自然に出てきました。
絵本に出てくるキャラクラーの絵や首飾りなどを用いて子どもの視線を集める工夫や、読むうちに生徒の姿勢が子どもたちに合わせて低くなっていく様子を見ていると、子どもとふれあう中で多くのことを学ばせていただいていると感じられました。子どもたちと一緒に絵本に出てくる体操をしていた班もあり、楽しい時間を過ごすことができました。
第2団は10月22日にさくら認定こども園に向かいました。第1団のクラスメイトから話を聞いていたのか、生徒たちは少し落ち着いて見えました。
サンドウィッチ作りやおべんとうばこの歌を元にした絵本を選んだ生徒たちは、子どもたちに実際に体験してもらおうと紙や段ボールでサンドウィッチの具材やおべんとうばこの中身を作って行っていました。子どもたちが楽しんでくれている姿に嬉しそうな笑顔になったり、子どもの発想に驚いたりしていました。絵本の読み聞かせをする班もあれば、一緒に声を出して読もうという班もあり、各班がそれぞれに工夫を凝らしていました。
家庭基礎での学習と、将来を見据えたインターンシップを兼ねて、今回の保育自習をさせていただきました。
こども園の先生方と子どもたちのおかげで、生徒たちは多くの学びを得ることができました。ありがとうございました。
今回は普通科の1年生1クラスが参加しました。11月には普通科の1年生の二つ目のクラスが保育実習に参加する予定です。
外務省「高校講座」を実施しました!
10月22日(火)、外務省 国際法局 経済紛争処理課 課長補佐 北村 健一 様をお迎えし、「高校講座」を実施しました。「高校講座」は、外務省が毎年、全国の高校に外務省職員の方を派遣し、国際情勢や外交官の職務等について高校生が学ぶ機会を作るために行うものです。弁護士資格を持ちながら、現在外務省への出向という形で勤務され、様々な経済紛争の解決に尽力されている北村さん。「外務省とはどんな組織か」や「外交とは何を指すのか」という、ふだんなかなか触れることのない内容を、北村さんの経験をご紹介いただきながら具体的に分かりやすくお話いただきました。
「日本の平和のためには世界を平和に」、「好きなことを1つでもいいので見つけて、ずっと続けることが人生の支えになる」などたくさんの視野を広げるメッセージをいただきました。放課後座談会では、「留学するにはどのくらい英語をしておくべきか」「外国にはどのくらいの頻度でいくのか」など、たくさんの質問が飛び交い、なごやかに行われました。
座談会は笑いあふれる楽しいものとなりました。
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