学校生活
令和5年度 卒業証書授与式
3月1日 卒業証書授与式を挙行いたしました。
【卒業生入場】
【卒業証書授与・普通科】
【卒業証書授与・芸術科】
【学校長式辞】
【来賓祝辞】
【在校生代表 送辞】
【卒業生代表 答辞】
【名高アンセム「翼」斉唱】
【校歌斉唱】
【卒業生退場】
能登半島地震災害義援金
生徒会が中心となり、校内で寄付を募り、能登半島地震災害義援金として日本赤十字社を通じて募金をしてきました。
募金は総額で55000円となりました。今後も、名西高校生としてできることを考え、行動していきたいと思います。
3年生 藤花同窓会 入会式
賞状授与式に続いて、3年生の藤花同窓会入会式を行いました。
河﨑同窓会長より、卒業記念品が贈られました。
そして、各クラスの同窓会理事2名が登壇し、河﨑会長より委任状をいただきました。
令和5年度 賞状授与式
2月29日、体育館で賞状授与式を行いました。
学業成績優秀賞、皆勤賞、精勤賞、特別活動功労賞、体育後援会会長賞、芸術科後援会会長賞等、各賞の受賞者に校長先生より賞状と記念品が贈られました。1年生2年生は、これまで頑張ってきた先輩を真剣に見つめていました。
1年生美術コース 大谷焼実習
2月26日(月)、芸術科美術コース1年生が大谷焼の実習を行いました。
大谷焼は、徳島県鳴門市大麻町において240年以上の伝統がある焼き物です。焼き物に用いられる土は、徳島から香川にかけて連なる讃岐山脈に沿った土地から採掘されます。大谷の土は鉄分が多く、ざらりとした風合いとともにかすかに金属的な光沢を感じさ、素朴な土の味わいを醸し出す焼き物として多くの方に親しまれているそうです。
この日は粘土をろくろに載せて手で形を作る「成形(せいけい)」という作業に挑戦し、20人20様のマグカップや花瓶、お皿の形ができました。
この後も一つの焼き物ができるのに、乾燥、素焼き、施釉(せゆう)、窯詰(かまづめ)、焼成(しょうせい)、検品といくつもの丁寧な行程を経ることになります。
田村陶芸展示館の皆様。大変お世話になりました。徳島県の素晴らしい伝統工芸にふれる機会をつくっていただき、ありがとうございました。
総合的な探究の時間 1年生「探究計画書」発表会
1年生は、3学期の「総合的な探究の時間」(藤波タイム)に「探究計画書」を作成しました。
2年生で「エシカル消費」をテーマに探究活動を行うための計画書です。
班ごとに作成した「計画書」を発表し、先生方や他の班から質問やアドバイスをもらいました。
1年生普通科 芸術選択授業(音楽)
2月22日、1年生普通科の音楽の授業でバンド演奏の発表会を行いました。演奏曲はモンゴル800「小さな恋のうた」です。ドラム、ギター、ベースの演奏を初心者から始めて、一曲を完成させることができました。
担任の先生や学年主任の先生も聞きに来てくださり、生徒たちも張り切って演奏することができました。
演奏の様子は動画で記録し、自分の演奏を聞いて振り返ったり、他の班の演奏について感想を述べ合ったりしました。
表彰伝達、全国大会壮行会、全校集会が実施されました。
表彰伝達では、様々な場面での名高生の活躍の成果が披露されました。
表彰された皆さん、おめでとうございます。
次に、相撲部の全国高等学校相撲選抜大会(高知県)と合唱部の第17回声楽アンサンブルコンテスト全国大会(福島県)に向けた壮行会が行われました。
相撲部、合唱部のみなさん、日頃の成果を存分に発揮してください!!
続いて、全校集会が行われました。
学校長より次のようなお話がありました。
今学校で学んでいるのは何のためかというと、みなさんが「素敵な大人になり、幸せな人生を送るため」です。
ある本によると「大人になる」とは、「自分で自分の機嫌をとれるようになる」こと、自分の心をコントロールして、「ご機嫌」でいられるようになるということだそうです。
不機嫌は伝染していきます、誰かが不機嫌でいれば、まわりの人も楽しくありません。逆に「ご機嫌」も伝染し、周りのひとをハッピーにしてくれます。
大人になると、視野が広がるという面もあります。視野が広がると、自分が自分らしくいられるようになります。
そこで、おすすめしたいのは、本を読むということです。本を読めば、過去にも、未来にも、世界中どこにでも行けて、別の人にもなれます。本で視野を広げ、自分をコントロールできるような、「素敵な大人」を目指してみましょう。
その後、諸連絡ののち、各学年で、服装頭髪検査を行いました。
3学期 名高人権の日
2月20日(火)は、3学期に入って初めての名高人権の日です。
朝の校内放送は12HRと24HRの人権委員が担当しました。
今回は、令和5年度「人権に関する児童生徒の作品」作詞作曲部門において知事賞に輝いた本校23HRの共同作品を紹介しました。
曲名/from ME to the WORLD
作詩作曲/名西高等学校芸術科音楽コース23HR
「笑顔広がるこの世界は なんと美しいことだろうか」「かけがえのない大事な命 共に守っていこう」と、優しく語りかけるような曲調が印象的な楽曲です。この作品は現在、あいぽーと徳島のHPからも聴くことができます。⇒こちらをクリック
なお「人権に関する児童生徒の作品」には、意見発表に係わる作文、作詞作曲、標語ポスターの3部門に徳島県内の小中高校、特別支援学校から52,311点もの応募があったそうです。標語ポスターの部門には本校1年生3名も入賞し、理事長賞を受賞しました。
合わせて今日は2年生の人権ホームルーム活動が行われ、「外国人の人権」について考える学習を行いました。
人権委員による校内放送の様子
標語ポスター部門 理事長賞 受賞作品
1年生 田中文音さん 1年生村本紗良さん
1年生 長村明奈さん
3年生 人権学習ホームルーム活動をしました
3年生 「結婚差別について」考え話し合いました
1月16日(2回に分けて実施したHRも)、高校最後の人権学習HR活動のテーマは「結婚差別について」でした。
⑴ 学年アンケート
今回は、「アンケートをしてみたい」という生徒の提案があり、事前アンケートからスタートしました。
アンケート1 (自分の)結婚相手に求める条件は?
アンケート2 自分の家族に結婚を反対されそうな要因は?
1,2ともに、人柄、犯罪に関わること、年齢、生活面、経済面のことなどさまざまな意見がでました。2の「反対されそうな要因」については、1を裏返したもの、たとえば1「計画性がある人」に対して、2「だらしない人」「しっかりしていなさそうな人」などが挙げられていました。1については、一緒に生活をし、生きていく相手ということで、「自己肯定感が高い」「笑いのツボが同じ」「食の好みが合う」など、具体的な内容が多かったです。
⑵ なぜ、家族はそれらの要因で反対するのか考える
続いて、なぜ家族が「アンケート2」のような内容で反対するのかを考え、話し合いました。
そして、「我が子の幸せを考えるから」「世間の目を気にするから」「(我が子の)結婚相手も家族になり、関わる機会も増えるから」というような意見が出ました。
※ 意見を共有(1枚目) ※登場人物を色分けしてまとめる(2枚目) ※十字のグラフに書き込む(3枚目)
⑶ 人権学習資料集『じんけん』を使って ― 結婚に反対するいくつかのケースについて考える ―
各クラスで、資料集『じんけん』に掲載されている、結婚に反対される5つのケースの中からいくつか選び、登場人物それぞれの気持ちを個々で考えました。
その後、あるクラスは、班で共有してから一つに絞り、黒板に示した十字のグラフ(縦軸:当事者の幸せを考えている・世間体を気にしている 横軸:結婚に賛成・反対)に書き込み、それぞれの気持ちの傾向を分類しました。すると、感じ方が班ごとに違うことが分かりました。
また、あるクラスでは、各班から出た登場人物たちの気持ちをまとめ、それをもとにセリフを考え、代表メンバーがロールプレイング(役割を演じる)に挑戦しました。同性の二人がパートナーとして生きることを親に伝え、初日は反対されたため、次回は応援してくれる友人と3人で説得するという設定でした。最終的に結婚が認められたこと、演じた人の迫真の演技に大きな拍手が送られました。「感動した」「すごかった」等の感想も聞こえてきました。
人生の大きなステージである「結婚」。だからこそ、さまざまな人権課題に向き合う可能性があります。当人同士の気持ちは決まっているのに、なぜ反対されることがあるのか。幸せな結婚とはなにか。その実現のためになにをすべきなのか。
今日の学びを忘れないでくださいね。
※ 結婚について話し合う4人(1枚目) ※ 2度目の話し合いに向けて作戦会議(2枚目)
● みんなが考えたこと ― 今回学習したことを踏まえて、このような結婚差別が起こらないようにするために、あなたにできることは何か書いてみよう ―
・否定から入るのではなく、いろいろな意見を聞いて、少しずつ理解していくことが大切。
・正しい知識を吸収し、理解を深め、周囲と考えや意見を共有してみる。
・周りの人の目を気にするよなことがなくなると、幸せに生きられると思った。
・いろいろな人がいるなかで、いろいろな生き方の形がある。偏った考えで決めつけてはいけないと思った。
第3学期始業式が実施されました。
第3学期始業式が実施されました。
始業式では、学校長より次のようなお話がありました。
自分の成長を実感できる3学期にしましょう。 3年生は残り少ない高校生活を大切に、1・2年生は翌年の0学期として良いスタートがきれるようにしましょう。 令和6年のスタートです。いいきっかけですので、新年の目標を立てましょう。
私の目標は「本気の本気」です。 ちょっとした「挑戦する勇気」を持って、そしてやるときには「本気の本気」で取組むという目標です。 みなさんにとって、令和6年がよい1年となることを願っています。
始業式でも、校歌斉唱があり、名西高校へのみんなの思いも深まる感じがしました。
その後、各学年にて服装頭髪検査があり、各学級にてホームルーム活動が行われました。
今年も頑張っていきましょう。
人権に関する作品の表彰式
今年も、人権に関する作品にたくさん応募しました
人権の大切さを、ことばや芸術で伝える。
今年も標語やキャッチフレーズ、作詩作曲、ポスターなどの募集があり、名高生もたくさん応募しました。作品をつくる過程で、人権について深く考えることに意味があったと思います。そのなかで入選した作品と表彰式等の様子を紹介します。これらの作品は、人権に関するイベント等でこれからも活用され、たくさんの人の心に届けられます。
●12月 3日 とくしまボランティア体験月間標語コンクール表彰式
・高校生の部 最優秀賞 義友 真緒
作品 : 助け「あい」 支え「あい」が 人の愛
※ 素敵なちらしになりました(写真 左) 沖洲マリンホールでの表彰式(右) 家族や友人の支えのありがたさを感じた中学のときの体験と、高校で子どもたちと触れあうボランティアに参加したときに感じた心の交流をイメージして生まれた標語。
●12月10日 「人権に関する児童生徒の作品募集」表彰式・展示会・発表(上映)会
・作詩作曲部門 知事賞 23HR
題「from ME to the WORLD」
※文化の森での「作詩作曲」部門知事賞表彰式。代表は齊籐美幸さん(左写真) 今年は県立二十一世紀館多目的活動室で演奏風景が上映されました(中・右)
・標語ポスター部門 理事長賞 1年 田中文音 1年 長村明奈 1年 村本紗良
※ 12月10日~17日 徳島県立二十一世紀館 多目的活動室で展示されました。
「名高こども食堂」へようこそ!
「名西高校独自のこども食堂をやってみたらどうですか」という言葉から
12月9日(土)、「名高こども食堂」を開催しました。
名高生は、JRC部(エシカルクラブ)のメンバーを中心に、石井町の「コロコロおばちゃんの会」が主催する「エシカルこども食堂」に、ボランティアとして参加を続けてきました。そして、今年の6月、その代表者の堀江祐加さんや、「とくしま こども食堂ネットワーク」の佐伯雅子さんに、
「名西高校独自のこども食堂をやってみたらどうですか」
と声をかけていただき、3年生の森長碧乃芭さんを中心に準備をすすめ、定時制と全日制合同で「名高こども食堂」を開催することができました。
① まずはアンケート「こども食堂を知っていますか?」。そして告知と募集
まずは、森長さんが名西高校のみんなに「こども食堂を知っていますか?」というアンケートをしました。その結果、「こども食堂」について知らない人が半数近くいることが分かりました。また、「こども食堂」はだれもが集える「安心できる居場所」だと思っていない人もたくさんいました。そこで、今回のこども食堂に関する「私たちの目標」が決まりました。
名高生に「こども食堂」の存在を知ってもらい、いつでも(大人になったときにも)気軽に参加できるということをみんなに伝えたい。
ボランティア参加者は、JRC部員7名と、定時制全日制の有志15名の合計22名に。事前に何度か集まって準備すべきことについて考え、情報共有しました。3年生の勝浦菜々美さんはポスターを作成してくれました。
※ ポスターはクリスマスの色合いです(左写真) みんなで集まり相談と情報共有(中・右)
食材のほとんどは、コロコロおばちゃんの会より分けていただきました。前日にもとれたての野菜を届けていただき、当日は調理の応援にかけつけてくださりました。参加してくれる子どもさんやご家族を募集するときには、石井町のボランティア団体の方にご支援やアドバイスをいただきました。
② 前日準備
期末考査が終わった午後、前日準備をしました。会場の大掃除に飾り付けなど、楽しみながら作業しました。
※ 黒板とホワイトボードには楽しいイラストを(左写真) 楽しい空間になるように飾りました(中) 食器やお鍋を洗って準備万端(右)
③ 「名高こども食堂」へ、ようこそ!
いよいよ当日です。午前11時、子どもたちと保護者の方あわせて約30名が来てくださいました。
ボランティアのメンバーは、まず、子どもたちをお迎えするチームと、調理の準備をするチームの二手に分かれました。ご飯はみんな一緒に食べました。後半も子どもたちと遊ぶチームと、後片付けをするチームに分かれて役割分担しをました。
メニュー : ハヤシライス 野菜サラダ ホットケーキ |
来てくれた子どもたちと、絵本のよみきかせや折り紙などいろんな遊びを。できあがったばかりのハヤシライスととれたて野菜のサラダにホットケーキ。みんなよろこんで食べてくれました!
ご飯を食べ終わったあと、まずはミニコンサートを開催♬。ピアノ、打楽器、サックス、バイオリンと歌声でクリスマスソングを楽しんでもらいました。そのあとは学校を少しだけ探険して、美術や書道の作品を観てもらいました。そして、体育館での自由時間。いただいたみかんや名高のクリアファイルを賞品に、急きょ、じゃんけん大会もしました。
はじめてのことで戸惑うこともたくさんありましたが、素敵な1日になりました。次に繋げることができるよう、頑張りたいと思います!ご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました。
④ 「名高こども食堂」を終えて ― 感想 ―
● 保護者の方からのことば(一部)
・今日はありがとうございました。たくさんの高校生のみなさんに遊んでもらって子どもが楽しそうで、見てて嬉しくなりました。
・はずかしがりやな我が子たちですが、優しいお兄さんお姉さんのおかげで、とても楽しく過ごせました。また機会があれば、ぜひ参加させていただきたいです。
・一生懸命にがんばっている姿に胸がキュンとなりました。また、次回を楽しみにしています。料理も音楽も最高に良かったです。ありがとう。
●ボランティアに参加した名高生の感想(一部)
・子どもたちに心開いてもらうのはなかなかむずかしかったです。今回は、できるだけ周りを見て行動したり、子ども達にお姉さん目線で話さないで、同じ温度で楽しんだりすることを心がけました。同じ温度で遊ぶと楽しくて、子ども達もお母さん方もすごく楽しんでくれました。
・学校ですることによって、また違うこども食堂になったと思うし、こどもたちも学校探検や体育館で遊べて楽しそうだった。
・たくさんの人とふれあえて、人のためになにかをすることはとても良いことだなと参加して思いました。最後参加された保護者の方からの感謝のお言葉、本当にどの方からのお言葉もとても心に響きました。また、このような機会があったらぜひ参加したいです。
・読み聞かせが大好きです。初めは眠たそうに聞いていた子の目がきらきらしてくるさまがたまらなく好きです。
・知っている人の多少に関わらず、物怖じせずに動けたらいいなと思いました。
・みんなが楽しめる空間になったと思います
・今回のこども食堂はたくさんの方々の支えがあってできたことだと感じました。私は調理を担当して、初めは指示を受けて作業をしていました。でも作業をするにつれて自分がやれば良いことを見つけて、私の役割を果たすことができました。これから、積極的に自分から行動することが得意であると言えるように頑張っていきたいです。
子ども食堂を通して、みんなで食事をする楽しさを改めて認識できた。今、子供の孤食が増えているため、このような食堂を設けて子供たちとってもいい影響になったと思います。
・子供たちから元気からもらうことができました。子供と触れ合えるよい機会だったので、次回は卒業して名西高校では参加できないですが、どこかで参加できる機会があれば積極的に参加したいです!!
2学期 終業式
12月22日 体育館で2学期の終業式を行いました。
終業式に先立ち、球技大会の賞状授与と部活動等の表彰伝達がありました。
〈球技大会の賞状授与〉各チームの代表者に賞状が渡されました。
〈部活動等の表彰伝達〉
弓道部、箏曲部、美術部、書道部、など、たくさんの部活動や個人が表彰されました。
終業式
【学校長式辞】
【校歌斉唱】
終業式後、1学期の生徒総会で要望のあった内容に対して教頭先生から回答がありました。
2年生 藤波発表会
12月13日(水)、石井町中央公民館藤ホールにて、藤波発表会が開催されました。藤波発表会とは、総合的な探究の時間における2年生の学習成果発表会のことです。2年生はエシカル消費についてのグループ探究活動を行ってきました。11月に社会課題ごとに分かれた8つの講座において、すべてのグループが発表を行いました。その際、優れた発表を行った代表班が、今回の藤波発表会で学習成果を披露しました。
藤波発表会には1年生も参加し、来年度の探究活動のゴールを確認することができました。また、日頃から本校の教育活動にご協力くださっている安達和美様、稲實房子様をお招きし、会の最後にご講評をいただきました。
1年生 学年集会
12月21日、冬休み前の学年集会がありました。2学期を振り返り、冬休み中の生活について先生方からお話を聞きました。
【教頭先生】
授業や行事を通して、1年生の成長を実感した。これからも先生たちの助言を大切にして、心と体の健康に気をつけて、成長してほしい。
【生徒指導担当・村山先生】
冬休みは、スマホを使える時間が増える。制限するのは自分自身。また闇バイトやネット上のトラブルに巻き込まれないように十分注意してほしい。部活動や勉強など、冬休みを充実したものにして、3学期に胸を張って登校してほしい。
【特別活動担当・鎌田先生】
2学期は名高祭や球技大会に一生懸命取り組む1年生の姿があった。これからも苦手なことでも「やりたくない」「おもしろくない」などと考えず、やってみようという気持ちで取り組んでほしい。「部活しかしない」「勉強しかしない」ではなく「部活もやろう」「勉強もやろう」という気持ちで頑張ってほしい。
【進路指導担当・横田先生】
2,3人のチームを作り、「コンビニで売っている物」をできるだけたくさん挙げる。次に「コンビニで売ってない物」をできるだけたくさん挙げる。
「売ってない物」を考えるときに、どのような考え方をしたか。
生徒A「契約が必要なものは売ってない」、生徒B「海外にしかないものは売ってない」
自分の経験をもとに考え、「コンビニは~、だから、・・・」というふうに自分なりに思考して意見を持ったと思う。今後も「自分で考え、自分の意見を持ち、自分の言葉で表現する」力を身につけてほしい。
【学年主任・近藤先生】
自分で「動く」ことが大切。これからもボランティアなどさまざまなことに自分から動いてほしい。
また、3学期の「総合的な探究の時間」では、探究活動のテーマを決定する。どのようなテーマに取り組みたいか冬休みから考えておいてください。
図書室よりお知らせ(冬休み)
12月22日終業式後も図書室は開いています。冬休み中は12月27日、28日が開館日です。
補習や部活動で登校する人は、図書室にもぜひ立ち寄って下さい。図書委員がクリスマスの飾り付けをしています。
クリスマス気分で読書を楽しんでください。
特集コーナーは「ブック・オブ・ザ・イヤー」です。
貸し出しカウンター横のコルクボードには、あなたにピッタリの本を紹介する「本の診断」を掲示しています。
新しい本と出会いたい人は、ぜひお試し下さい。
図書室前の廊下には、3年生が現代文の授業で読んだ『鞄』(安部公房)を紹介するPOPを掲示しています。
POPを見るだけでも楽しいですが、図書室には安部公房の作品がたくさんあるので司書の先生に尋ねて下さい。
図書室まで来る時間がない人には、出張図書館を利用していて下さい。定期的に本が入れ替わっています。
2学期 球技大会
12月18日から12月20日の三日間、球技大会を行いました。生徒会メンバーやボランティア生徒が運営を行い、みんなが安全に楽しく競技に取り組めるよう頑張りました。選手も応援する人も一生懸命で、クラスの団結力も高まりました。
〈バスケットボール〉
学年別に4チームが総当たりで試合をしました。
〈サッカー〉
トーナメント戦で競いました。芸術科は男子が少ないため、1年生から3年生まで一緒になってチームを作りました。
〈バドミントン〉
1クラス3ペアでチームを作りました、人数が足りないクラスは担任、副担任が入って一緒に頑張りました。
〈卓球〉
1クラス5名でチームを作りました。人数が足りないクラスは担任、副担任が入り、一緒に頑張りました。
第4回 人権学習HR活動
11月14日㈫ 「あなたならどう答えますか?」ー同和問題についてー をテーマに人権学習HR活動を行いました。小、中学生の頃に既に学んだ生徒も多くいましたが、本校でも改めて部落史を学び直し、この問題についての基本的な知識を深めました。
もし自分が差別される側だったとしたら? それを打ち明けられる側だったとしたら? その問題に直面したとき自分ならどうするか? などさまざまな立場になってグループで考えを共有しました。授業を終えての生徒の感想をいくつか紹介します。
●「部落差別のDVDの説明を聞いているとき、アイヌ民族の差別と似ているなと思いました。SNSでも差別の文句が書き込まれているんだと知りました。」
●「被差別部落について家族とも話そうと思いました。少しでも多く知識をつけて周りの人に聞かれたときに説明できるようにしたいです。」
●「自分自身が差別をしないのは当然ながら、誤った情報に流されないことも必要だと思った。また、誤った情報に飲み込まれている人が周囲にいたら、正しい情報が伝えられるようになろうと思った。」
●「悪い偏見や差別は、その人自身を知らないまましてはいけないと思った。」
被差別部落に、明確な定義はありません。各時代に差別する側の意図や都合で起こり今もなおこの日本社会に残り続けている曖昧なものです。いつまでも変わらず差別され続ける場所などあるのでしょうか。この多様性が謳われる時代にこそ、今一度一人ひとりの宝物である人権について知り学び、皆で考えていきたいです。
人権国際理解教育講演会「アフリカ少年と多様性のある社会」を実施しました。
講師は漫画家の星野ルネさんでした(あいぽーと徳島 人権啓発事業)
星野さんのお話を聴いて、人権のこと、グローバルに生きることについて考えました。
講師の星野ルネさんはカメルーンに生まれ、幼少期に日本に移住され育ちました。アフリカ人のルネさんはその見た目から、日本で「英語が話せる」「走るのがものすごく速い」というイメージをもたれることが多く、こどものころプレッシャーを感じたそうです。また、カメルーンに一時帰国した際には、カメルーンの人たちから「日本人はみんなとても裕福なんだろう」と言われ驚いたそうです。そのような体験を、ルネさんは漫画や講演会を通して、ご自身の考えを交えて発信しています。
人は、見た目や出身地などの少しの情報をもとに固定観念をもって言動してしまうことがあります。ときにそれが、他者を傷つけてしまう場合もあります。ルネさんのお話で、誰もが広い世界に目を向け、多様な人々、様々な価値観と出会っていけば、世界は変わるのではないかと感じました。素敵なご講演をありがとうございました!
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