命の大切さを守る教室(人権学習講演会)
3月12日(火)、第1学年を対象にした人権学習講演会が行われました。今日のお話は、人権教育でしっかり学ばなければならないテーマのひとつである「生命の安全教育」に関する内容です。
演題:命の大切さを守る教室「性暴力の被害者にならないための人権教育」 あなたと大切な人の心と体を守るために
講師:永本 能子(ながもと よしこ)先生(オハナ法律事務所 弁護士)
永本先生は、弁護士として、DVやストーカー、児童虐待、性被害、離婚などの家族間あるいは男女間の問題を中心に活動されています。この日はケースワークを用いながら、私たち高校生にも分かりやすいように「性的同意」や「バウンダリー」などについてお話をしてくださいました。途中、小グループでの話し合いもあり、私たちも真剣に問題に向き合いました。
感想文をいくつかご紹介します。永本先生。ありがとうございました。
・今はまだ性的な問題が起きたり、身近な人がそういった被害に遭っていないからこそ、被害者にも加害者にもならないように気をつけて生活していきたいと思います。
・今日の講演会で初めて「バウンダリー」という言葉を知りました。「目に見えない心の距離と体の距離」を意味するものです。人と人との距離は本当に大切なことだと思いました。
・私は少女漫画やドラマをよく観るので、「壁ドン」も良い意味で解釈していたところがあります。今日のお話は家族にも話したいです。
・自分の考えと相手の考え方は違うし、その日その時で考え方も変わります。言葉や行動には気をつけて生活していかなくてはいけないと改めて思いました。
・何事もアイコンタクトだけでは同意したことにならないと気づかされました。きちんと言葉で伝え合うことを忘れずにいたいです。
■ 県立学校へ送付される
チラシ、パンフレット等
の取扱いについて