学校生活
表彰伝達・第2学期終業式が行われました。
表彰披露では,名高生の活躍の成果が伝達披露されました。表彰された皆さん,おめでとうございます。
終業式では,学校長より次のような話がありました。
「令和4年も終わりとなります。年末のような節目となる時期,メリハリのついた生活を送るチャンスです。
これまでの生活を振り返るとともに,新しい年に向けた目標を立ててみてください。どんな人になりたいか,大切にしたいことは何かなど,自分についてしっかりと考えてみましょう。
冬休み良い日々を過ごして,元気なみなさんに会えることを楽しみにしています。」
その後,諸連絡がありました。
家庭科:おいしい徳島県産米を食べよう!
若者世代における徳島県産米の消費拡大や家庭でのエシカル消費を推進する目的で全校生徒に一人300グラムずつ「あきさかり」が配布されました。「あきさかり」はコシヒカリの特徴を受け継ぐとともに,もちもちとした粘りがあり,噛めば噛むほど甘みとうまみを感じられるおいしいお米です。冬休みは生徒たちが自分でごはんを炊いて徳島県産米の良さを実感してくれることと思います。
1年生普通科と2年生芸術科の家庭基礎履修者は冬休みの宿題「丼物の調理」にぜひ活用してください。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第9回「貿易ゲーム」を実施しました。
・12月15日(木)講師 四国大学短期大学部 教授 加渡いづみ先生
2学期の「エシカル消費基礎講座」も今回で最終回。今回は四国大学の加渡先生を講師にお迎えして、「貿易ゲーム」を開催しました。生徒の各班が一つの国という設定で、資源(コピー用紙)、技術(コンパスやハサミなど)を活用して作った製品(コピー用紙から丸や四角の形を切り取ったもの)を売って、できるだけ多くのお金の獲得を目指します。資源はたくさんあるけど技術やお金がない国やそれとは逆の国など様々な条件の国があり、多くの製品を作るために他国と交渉して技術や資源を調達する活動はとても盛り上がりました。活動の中で、他国と協力して互いの発展に結びつけていくことや、自分勝手にならず他国と交渉して着地点を探ることの大切さを感じることができました。
【生徒の感想の一部】
・今の世界の現状と貿易の仕組みがよくわかった。他人事だと思わずに協力していけば、みんなが平等でよりよい社会が作られると思った。
・品質が良くないと売れないことを実感した。情報、品質、効率、生産性が貿易や物づくりでは必要な事がよくわかった。
・ゲーム中は自分の国のことだけ考えて、他の国と協力する事は考えてなかったので、新たな考え方を知れてよかった。また、交渉する力がとても大切だと思った。
【探究のタネ】
・交渉、知識、発見、発想 ・協働、連携 ・自分の買い物に世界とのつながりがある
・貿易の仕組み ・交渉力 など
3学期は、2学期のエシカル消費基礎講座で貯めた「探究のタネ」について個人の調べ学習を行います。
災害避難訓練(火災)を実施しました
火災を想定して災害避難訓練を実施しました。
今年度3回目の避難訓練は,火災を想定したものとして実施しました。実際の状況に近い訓練とするために,教職員の役割を決めずに実施しました。職員室で本部を立ち上げ,各持ち場や役割に徹しました。
生徒は素早くグラウンドへ避難することができ,各HRの委員長の点呼も迅速に行い,担当者へ報告することもできました。
消火器使用訓練では,生徒だけでなく職員も一緒に実施し,消火器の使用方法を確認することができました。
みんなの命を大切にするため,教職員・生徒一人一人が意識を高め,十分な準備をするとともに,あらゆる状況に柔軟に対応していきたいと思います。
【本部での打ち合わせ,事務室の様子】
【避難の様子】
【消火器使用訓練の様子】
性教育講演会
12月14日(水)5限目に3年生を対象に性教育講演会を実施しました。
講師に手束病院 手束典子先生をお招きし、「知っておきたい 性感染症について」という演題のもと、
オンラインで視聴しました。
性感染症の症状などについてより詳しく学ぶことができ、自分もパートナーも性感染症にならないために
予防することの大切さを考える貴重な機会を得ることができました。
家庭科:金融教育講演会
12月13日本校会議室において金融教育講演会を開催し、家庭基礎の授業の一環として1年生と2年生が受講しました。講師として株式会社阿波銀行のSDGs推進室より2人の先生をお迎えしました。大変わかりやすく教えてくださり,自分の将来に必要なお金と準備の方法を学ぶことができました。
金融教育講演会「自分の将来とお金の話」
校舎外清掃奉仕活動
12月9日(金)環境整備委員会と生徒会が中心となり、学校周辺や石井駅、石井駅までの通学路でのゴミ拾い・清掃奉仕活動を行いました。普段利用する駅のトイレや通学路を美しくすることで、ボランティアの意義を考えたり、地域に貢献できる貴重な機会となりました。
人権国際理解教育講演会が行われました
11月22日(火)7限目に、講師の三木幸美(みき ゆきみ)さんによる人権国際理解教育講演会が行われました。
大阪で、日本に住む外国人の方をサポートする仕事をされている三木さん。フィリピン人のお母様と日本で過ごす中で、8歳までは無国籍だったというご自身の体験もふまえ、「外国人の困りごと」について話してくださいました。そして、在日外国人にとっての3つの壁、「法律・制度の壁」「ことばの壁」「心の壁」について教えてくださいました。「心の壁」のお話の中で、無自覚な発言や態度が相手を傷つける「マイクロアグレッション(微細な攻撃)」のお話は特に私たちの心に残りました。グローバル社会を生きるうえで大切な見方や考え方を学ぶことのできる、充実した時間でした。
【感想の一部紹介】
・「マイクロアグレッション」をなくしていくためには、この言葉を知り、自分が無意識のうちにマイノリティに対して差別をしているかもしれないと気づかなければなりません。……多様性社会で自分が差別をしてしまうかもしれないという意識を持つことがとても大切だと思いました。自分はそのようなことをしていないと思っていては、いつまで経ってもこの問題は解決しないと思います。
・「だれに対しても、『ここにいるよ!』と受け止められるキャッチャーになれる」という言葉が印象に残りました。……だれかに相談されたときは、何かをアドバイスしたり解決策を出したりすることが大切だと思っていたけれど、次からは話を聞くことを重視し、少しでもその人の不安や悩みを取り除けられるといいなと思いました。
総合的な探究の時間 1年生「エシカル消費基礎講座」第8回を実施しました。テーマは「脱炭素、SDGs」
・11月24日(木)NPO法人エコロジカル・ファーストエイド理事長 佐藤貴志先生 テーマ「脱炭素、SDGs」
今回は世界中で取り組まれている「脱炭素」の動きとエシカル消費を絡めたお話をしていただきました。講師の佐藤貴志先生は、地元だけでなく海外でも環境改善の活動を通して地域の人々のつながりを促し、地域の発展に貢献する活動をされています。温室効果ガスの排出を減らすための国際的な目標や取組み、企業の努力などの話に加え、どのような身近な行動が脱炭素につながるのかについて教えていただきました。ゴミの分別をきちんとすることや食品ロスを削減をすることが脱炭素につながるというお話は、このエシカル消費基礎講座でこれまで学んできたことに新しい意味づけができたように感じました。「脱炭素」は国家や民間企業が地球規模で取り組んでいる大きなことですが、自分たちにもできることを再確認することができました。また、佐藤先生が地元の高校生(チームRe:ver)とともに取り組んでいるプロジェクトや海外での活動のお話は大きな刺激となりました。
【生徒の感想の一部】
・ゴミの分別と3Rなどが地球温暖化を防ぐ脱炭素につながると知り、これなら今自分でもできると思った。
・自分と同じ年齢の高校生が小松島の川の浄化に取り組んで、地域のために頑張っていることに驚いた。
・学校は課題を見つける知力が身につく場であることを知ったので、将来役に立つかもしれないという意識でこれから勉強をしてみようと思いました。
【探究のタネ】
・You Project 2.0 ・エコツーリズム ・自然界、周囲の人への思いやり ・一人ひとりが主人公
・私が高校生として社会にできることは何か ・エコロジカルファーストエイド など
表彰伝達・全校集会が行われました。
様々な場面での名高生の活躍の成果が伝達披露されました。
表彰された皆さん,おめでとうございます。
全校集会では,学校長より
「『異なる背景をもつ個人が集団となり,調和を生み出すこと』や,
『他の人と協力しながら,自らの手で何らかのものを創造すること』など
芸術からは多くのことを学ぶことができます。名西高校の特徴を生かし,
しっかりと自分を磨いていってください。」とのお話がありました。
その後各課からの連絡,各教室での服装頭髪検査が実施されました。
■ 県立学校へ送付される
チラシ、パンフレット等
の取扱いについて