学校生活
生徒が主体的に参画する校則の見直し事例報告会
11月8日(水) 徳島県庁11階で行われた報告会の様子です。
校則を見直す前に、名高生のあるべき姿を考えて取り組んできた過程をスライドで発表しました。
家庭基礎:防災食の試食を兼ねた調理実習
2学期の調理実習が始まりました。今回の実習では、アルファ米のおにぎりと豚汁、デザートに「ういろう」を作ります。アルファ米は保存期間が長く、水やお湯を注ぐだけで簡単にご飯が作れる防災食・非常食として役に立ちます。
生徒たちが身につけているエプロンは家庭基礎の授業で制作したものです。
消費者教育出前授業
10月31日(火)に令和5年度「学校における消費者教育を支援するための出前授業」が行われました。
講師:豊永 真史(とよなが まさひと)先生 (小出・豊永法律事務所 弁護士)
講座名:「成年年齢引き下げ」と契約 対象:第2学年
豊永先生は詳細な資料を提示しながら「契約とは何か」「若者が陥りやすい消費者トラブル」「成年年齢引き下げの意義」「実際に徳島県で起こった消費者被害」などを明解に教えてくださいました。特にSNSやインターネット上のトラブルは誰の身にも起こる可能性があり、生徒もメモを取りながら熱心に聞いていました。
生徒の感想文をいくつか紹介します。豊永先生、ありがとうございました。
・成年年齢引き下げは若年者の積極的な社会参加を促すためだと知り、新しい発見がありました。
・やがて成年年齢に達するという自覚は私にはまだありませんが、そのときに向けて正しい知識を身につけていきたいです。
・消費者被害に遭わないためにも、契約する際にはその場で判断せず、冷静になって誰かに相談しようと思いました。
・徳島県でも大きな詐欺事件があったことを知り、驚きました。被害に遭わないためにもたくさんの知識を身につけたいです。
・18歳に成年年齢が引き下げられたことによって、これまで以上に自覚と責任を持たなくてはいけないと感じました。
校内人権学習映画会
10月24日(土)に校内人権学習映画会が行われ、『20歳のソウル』(秋山純監督)を鑑賞しました。
後期人権委員会委員長・副委員長の挨拶にもありましたように、この映画会は1年に1度、全日制・定時制ともに同じ作品を観て、感動を分かち合い、話し合いの時間を持つ意義ある1日です。
20歳という若さでこの世を去った青年の生き方、仲間との友情、家族の愛など、深く考えさせられる素晴らしい映画でした。生徒の感想文をいくつか紹介します。
・私たちがこうして朝起きて、家族が用意してくれた朝食を食べ、学校に行きいつものように授業を受けて、休み時間には友達と楽しくおしゃべりする・・・普段何気なく行っていることは全部当たり前のことではないのだなと感じました。(1年)
・「朝起きて、生きていられるという小さなプレゼントに喜びがある」という言葉から、一日一日を生きるということがとても大切なことなのだと思いました。(1年)
・高校生活の3年間はあっという間に過ぎてしまいます。もし今日でこの生活が終わってしまうとしたら、私は「楽しかった」と自信を持って言えないと思います。そうならないためにも、高校生でいられる残りの時間も私なりに全力で楽しもうと思いました。(2年)
・大義のお母さんが彼を大切にしていることが伝わってきて、家族に支えられているという状況が私と重なりました。もっと家族に感謝し、大事にしたいという気持ちが強くなりました。そして、高校の友達も本当に尊いものだと思いました。(2年)
・吹奏楽部顧問の髙橋先生の言葉が強く印象に残りました。「良い音楽をつくるためにはまず友達のことを知っていなくてはいけない」「できないのとやらないのは違う」「やりたいなら乗り越えろ」などです。先生の言葉一つ一つに胸を打たれました。(3年)
・私もあと何年生きられるか分かりませんが、「人生が短かった」と感じられるくらい、充実した人生を送りたいと思いました。そして私も大義さんのように、何かこの世で生きていた証をつくりたいと思いました。(3年)
「名高スピリット2023」が策定されました!
生徒会を中心として進められてきた「名高生のあるべき姿」「規則やルールはどうあるべきか」「生徒心得の見直し」についての議論を踏まえた「名高スピリット2023」が全校生徒の承認により策定されました。
創立100周年という節目に、これからの名西高校をみんなでつくっていくための貴重な一歩が踏みだされました。
その後、生徒会役員選挙結果発表、創立100周年記念式典に向けた校歌練習が行われました。
久しぶりの校歌斉唱に改めて、自分たちの母校を感じたひとときでした。
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