校内人権学習映画会
10月24日(土)に校内人権学習映画会が行われ、『20歳のソウル』(秋山純監督)を鑑賞しました。
後期人権委員会委員長・副委員長の挨拶にもありましたように、この映画会は1年に1度、全日制・定時制ともに同じ作品を観て、感動を分かち合い、話し合いの時間を持つ意義ある1日です。
20歳という若さでこの世を去った青年の生き方、仲間との友情、家族の愛など、深く考えさせられる素晴らしい映画でした。生徒の感想文をいくつか紹介します。
・私たちがこうして朝起きて、家族が用意してくれた朝食を食べ、学校に行きいつものように授業を受けて、休み時間には友達と楽しくおしゃべりする・・・普段何気なく行っていることは全部当たり前のことではないのだなと感じました。(1年)
・「朝起きて、生きていられるという小さなプレゼントに喜びがある」という言葉から、一日一日を生きるということがとても大切なことなのだと思いました。(1年)
・高校生活の3年間はあっという間に過ぎてしまいます。もし今日でこの生活が終わってしまうとしたら、私は「楽しかった」と自信を持って言えないと思います。そうならないためにも、高校生でいられる残りの時間も私なりに全力で楽しもうと思いました。(2年)
・大義のお母さんが彼を大切にしていることが伝わってきて、家族に支えられているという状況が私と重なりました。もっと家族に感謝し、大事にしたいという気持ちが強くなりました。そして、高校の友達も本当に尊いものだと思いました。(2年)
・吹奏楽部顧問の髙橋先生の言葉が強く印象に残りました。「良い音楽をつくるためにはまず友達のことを知っていなくてはいけない」「できないのとやらないのは違う」「やりたいなら乗り越えろ」などです。先生の言葉一つ一つに胸を打たれました。(3年)
・私もあと何年生きられるか分かりませんが、「人生が短かった」と感じられるくらい、充実した人生を送りたいと思いました。そして私も大義さんのように、何かこの世で生きていた証をつくりたいと思いました。(3年)
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