学校生活
2学期 終業式
12月22日 体育館で2学期の終業式を行いました。
終業式に先立ち、球技大会の賞状授与と部活動等の表彰伝達がありました。
〈球技大会の賞状授与〉各チームの代表者に賞状が渡されました。
〈部活動等の表彰伝達〉
弓道部、箏曲部、美術部、書道部、など、たくさんの部活動や個人が表彰されました。
終業式
【学校長式辞】
【校歌斉唱】
終業式後、1学期の生徒総会で要望のあった内容に対して教頭先生から回答がありました。
2年生 藤波発表会
12月13日(水)、石井町中央公民館藤ホールにて、藤波発表会が開催されました。藤波発表会とは、総合的な探究の時間における2年生の学習成果発表会のことです。2年生はエシカル消費についてのグループ探究活動を行ってきました。11月に社会課題ごとに分かれた8つの講座において、すべてのグループが発表を行いました。その際、優れた発表を行った代表班が、今回の藤波発表会で学習成果を披露しました。
藤波発表会には1年生も参加し、来年度の探究活動のゴールを確認することができました。また、日頃から本校の教育活動にご協力くださっている安達和美様、稲實房子様をお招きし、会の最後にご講評をいただきました。
1年生 学年集会
12月21日、冬休み前の学年集会がありました。2学期を振り返り、冬休み中の生活について先生方からお話を聞きました。
【教頭先生】
授業や行事を通して、1年生の成長を実感した。これからも先生たちの助言を大切にして、心と体の健康に気をつけて、成長してほしい。
【生徒指導担当・村山先生】
冬休みは、スマホを使える時間が増える。制限するのは自分自身。また闇バイトやネット上のトラブルに巻き込まれないように十分注意してほしい。部活動や勉強など、冬休みを充実したものにして、3学期に胸を張って登校してほしい。
【特別活動担当・鎌田先生】
2学期は名高祭や球技大会に一生懸命取り組む1年生の姿があった。これからも苦手なことでも「やりたくない」「おもしろくない」などと考えず、やってみようという気持ちで取り組んでほしい。「部活しかしない」「勉強しかしない」ではなく「部活もやろう」「勉強もやろう」という気持ちで頑張ってほしい。
【進路指導担当・横田先生】
2,3人のチームを作り、「コンビニで売っている物」をできるだけたくさん挙げる。次に「コンビニで売ってない物」をできるだけたくさん挙げる。
「売ってない物」を考えるときに、どのような考え方をしたか。
生徒A「契約が必要なものは売ってない」、生徒B「海外にしかないものは売ってない」
自分の経験をもとに考え、「コンビニは~、だから、・・・」というふうに自分なりに思考して意見を持ったと思う。今後も「自分で考え、自分の意見を持ち、自分の言葉で表現する」力を身につけてほしい。
【学年主任・近藤先生】
自分で「動く」ことが大切。これからもボランティアなどさまざまなことに自分から動いてほしい。
また、3学期の「総合的な探究の時間」では、探究活動のテーマを決定する。どのようなテーマに取り組みたいか冬休みから考えておいてください。
図書室よりお知らせ(冬休み)
12月22日終業式後も図書室は開いています。冬休み中は12月27日、28日が開館日です。
補習や部活動で登校する人は、図書室にもぜひ立ち寄って下さい。図書委員がクリスマスの飾り付けをしています。
クリスマス気分で読書を楽しんでください。
特集コーナーは「ブック・オブ・ザ・イヤー」です。
貸し出しカウンター横のコルクボードには、あなたにピッタリの本を紹介する「本の診断」を掲示しています。
新しい本と出会いたい人は、ぜひお試し下さい。
図書室前の廊下には、3年生が現代文の授業で読んだ『鞄』(安部公房)を紹介するPOPを掲示しています。
POPを見るだけでも楽しいですが、図書室には安部公房の作品がたくさんあるので司書の先生に尋ねて下さい。
図書室まで来る時間がない人には、出張図書館を利用していて下さい。定期的に本が入れ替わっています。
2学期 球技大会
12月18日から12月20日の三日間、球技大会を行いました。生徒会メンバーやボランティア生徒が運営を行い、みんなが安全に楽しく競技に取り組めるよう頑張りました。選手も応援する人も一生懸命で、クラスの団結力も高まりました。
〈バスケットボール〉
学年別に4チームが総当たりで試合をしました。
〈サッカー〉
トーナメント戦で競いました。芸術科は男子が少ないため、1年生から3年生まで一緒になってチームを作りました。
〈バドミントン〉
1クラス3ペアでチームを作りました、人数が足りないクラスは担任、副担任が入って一緒に頑張りました。
〈卓球〉
1クラス5名でチームを作りました。人数が足りないクラスは担任、副担任が入り、一緒に頑張りました。
第4回 人権学習HR活動
11月14日㈫ 「あなたならどう答えますか?」ー同和問題についてー をテーマに人権学習HR活動を行いました。小、中学生の頃に既に学んだ生徒も多くいましたが、本校でも改めて部落史を学び直し、この問題についての基本的な知識を深めました。
もし自分が差別される側だったとしたら? それを打ち明けられる側だったとしたら? その問題に直面したとき自分ならどうするか? などさまざまな立場になってグループで考えを共有しました。授業を終えての生徒の感想をいくつか紹介します。
●「部落差別のDVDの説明を聞いているとき、アイヌ民族の差別と似ているなと思いました。SNSでも差別の文句が書き込まれているんだと知りました。」
●「被差別部落について家族とも話そうと思いました。少しでも多く知識をつけて周りの人に聞かれたときに説明できるようにしたいです。」
●「自分自身が差別をしないのは当然ながら、誤った情報に流されないことも必要だと思った。また、誤った情報に飲み込まれている人が周囲にいたら、正しい情報が伝えられるようになろうと思った。」
●「悪い偏見や差別は、その人自身を知らないまましてはいけないと思った。」
被差別部落に、明確な定義はありません。各時代に差別する側の意図や都合で起こり今もなおこの日本社会に残り続けている曖昧なものです。いつまでも変わらず差別され続ける場所などあるのでしょうか。この多様性が謳われる時代にこそ、今一度一人ひとりの宝物である人権について知り学び、皆で考えていきたいです。
人権国際理解教育講演会「アフリカ少年と多様性のある社会」を実施しました。
講師は漫画家の星野ルネさんでした(あいぽーと徳島 人権啓発事業)
星野さんのお話を聴いて、人権のこと、グローバルに生きることについて考えました。
講師の星野ルネさんはカメルーンに生まれ、幼少期に日本に移住され育ちました。アフリカ人のルネさんはその見た目から、日本で「英語が話せる」「走るのがものすごく速い」というイメージをもたれることが多く、こどものころプレッシャーを感じたそうです。また、カメルーンに一時帰国した際には、カメルーンの人たちから「日本人はみんなとても裕福なんだろう」と言われ驚いたそうです。そのような体験を、ルネさんは漫画や講演会を通して、ご自身の考えを交えて発信しています。
人は、見た目や出身地などの少しの情報をもとに固定観念をもって言動してしまうことがあります。ときにそれが、他者を傷つけてしまう場合もあります。ルネさんのお話で、誰もが広い世界に目を向け、多様な人々、様々な価値観と出会っていけば、世界は変わるのではないかと感じました。素敵なご講演をありがとうございました!
生徒が主体的に参画する校則の見直し事例報告会
11月8日(水) 徳島県庁11階で行われた報告会の様子です。
校則を見直す前に、名高生のあるべき姿を考えて取り組んできた過程をスライドで発表しました。
家庭基礎:防災食の試食を兼ねた調理実習
2学期の調理実習が始まりました。今回の実習では、アルファ米のおにぎりと豚汁、デザートに「ういろう」を作ります。アルファ米は保存期間が長く、水やお湯を注ぐだけで簡単にご飯が作れる防災食・非常食として役に立ちます。
生徒たちが身につけているエプロンは家庭基礎の授業で制作したものです。
消費者教育出前授業
10月31日(火)に令和5年度「学校における消費者教育を支援するための出前授業」が行われました。
講師:豊永 真史(とよなが まさひと)先生 (小出・豊永法律事務所 弁護士)
講座名:「成年年齢引き下げ」と契約 対象:第2学年
豊永先生は詳細な資料を提示しながら「契約とは何か」「若者が陥りやすい消費者トラブル」「成年年齢引き下げの意義」「実際に徳島県で起こった消費者被害」などを明解に教えてくださいました。特にSNSやインターネット上のトラブルは誰の身にも起こる可能性があり、生徒もメモを取りながら熱心に聞いていました。
生徒の感想文をいくつか紹介します。豊永先生、ありがとうございました。
・成年年齢引き下げは若年者の積極的な社会参加を促すためだと知り、新しい発見がありました。
・やがて成年年齢に達するという自覚は私にはまだありませんが、そのときに向けて正しい知識を身につけていきたいです。
・消費者被害に遭わないためにも、契約する際にはその場で判断せず、冷静になって誰かに相談しようと思いました。
・徳島県でも大きな詐欺事件があったことを知り、驚きました。被害に遭わないためにもたくさんの知識を身につけたいです。
・18歳に成年年齢が引き下げられたことによって、これまで以上に自覚と責任を持たなくてはいけないと感じました。
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