学校生活
3年生が模擬投票を体験
10月19日に行われた生徒会役員選挙で、3年生が、実際に選挙で使用される記載台と投票箱を使用して投票をおこなった。今月末には衆議院総選挙もおこなわれるので、国の方向性を決める重要な選挙の前に、貴重な経験ができました。
エシカル消費基礎講座(第3回)
10月7日(木) 自然派ハム工房リーベフラウ 近藤 保仁先生
テーマ「オーガニック」「動物配慮」
リーベフラウでは、ドイツの技法に基づいた、添加物を一切使わない安全安心な商品が作られています。これは近藤先生のドイツでの修行経験が影響しているということでした。ドイツの肉屋にはマイスター制度があり、マイスターの指導の下、屠殺からウインナー・ハムなどの商品加工まで行われているそうです。その際、豚一頭すべての部位を使用し、捨てるところはほとんどないことをお聞きしました。また、輸入肉に含まれるホルモン剤(エストロゲン)の問題についても教えていただきました。ホルモン剤や抗生剤を注入されている食肉や遺伝子組み換え食品などの問題を知ることで、食品を購入する際に価格だけでなく、健康や環境問題などを考えることの重要性に気付くことができました。
[感想の一部]
・名西高校はドイツの高校と姉妹校の締結をしています。そのドイツがエシカル先進国であることを知り、今後はエシカル消費の話題を交えて交流をしていきたいと思いました。【探究のタネ:エストロゲンは摂取しすぎると危険】
・ドイツにマイスター制度があるということを初めて知りました。「豚を血液まで利用する」「必要な量だけを購入できる」と聞きました。日本でも導入したら、無駄を削ることができたり、食品ロスを減らすことができたりするのではないかと思いました。【探究のタネ:マイスター制度】
オープンスクールを開催しました
コロナ対応で本年度のオープンスクールはZoomと動画配信によるオープンスクールとなりました。
2時間目は1年生の授業4講座を,3限目は芸術科の講座の配信,4限目は入試説明会を実施しました。
秋の交通安全キャンペーン
「秋の全国通安全運動」期間中の9月28日登校時に、交通マナーアップ委員が徳島名西警察署交通課や名西交通安全協会の方と一緒にのぼりを持って、交通安全の啓発活動を実施した。これからも事故のない社会を作れるように活動していきたいです。
1年生、「エシカル消費基礎講座」が始まりました
● 1年生 エシカル消費基礎講座 第1回「エシカル消費とは」
毎週金曜日にある「総合的な探究の時間(藤波タイム)」。一学期、1年生は身の回りにあるものをテーマに「探究活動」を行いました。
そして、2学期からはいよいよ、エシカル消費について学び、「探究のタネ」を増やしていきます。そのために全部で9回の講演会やワークショップに参加する予定です。その第1回の講座(オンライン)が実施されました。
● 9月16日(火)四国大学短期大学部 加渡いづみ先生 テーマ「エシカル消費とは」—
「流しそうめんで考えると分かりやすいですね」前の人が後ろの人のことを考えずにどんどんそうめんを食べてしまうと、後ろの人はそうめんが食べられない。「①環境」「②人の権利や幸せ」「③地域の元気」これらを、現在を生きる私たちが食い尽くしてしまわないように、持続可能性を考えて消費することが「エシカル消費」なのだと、加渡先生は教えてくださいました。また、①~③を守っていない会社・企業の商品を買わない(ボイコット)ではなく、①~③を大切にしている会社・企業の商品を買って応援する(バイコット)についても学びました。そして、地元の商品や、フェアトレード商品を買うこと等も有効だと知りました。
これから9回の講座で様々な分野のことを学んでいきますが、第1回の講座は、私たちに学びの軸を与えてくださったように思います。
【感想の一部】
●私は部活動でエシカルのことを勉強していますが、「アースオーバシュートデー(人間による自然資源の消費がが、地球の生物生産力を超えた日)」という日あることを知り、びっくりしました。【探究のタネ:アースオーバシュートデー】
●今まで何も考えずに買い物をし、生活をしていましたが、これから自分の行動を改めようと思いました。まずは「自分から」、そして周りへ。【探究のタネ:自分のため、人のためのエシカル消費】
●私は小さい頃から母に「賞味期限を見て買ってる?」の他に、「地域のものを買ってる?」「ゴミが出るものはやめて」等と言われてきました。これらはエシカル消費の考え方だったと知りました。今だけでなく将来も考えて過ごしたいとよりいっそう思いました。【探究のタネ:消費者が、地球の未来を考えられる「バイコット者」になる】
●これから一人で買い物をすることが増えていくと思うので、いつも頭にエシカル消費のことをおいてこうと思いました。未来の人たちのために、世界で困っている人たちのために協力したいと思いました。【探究のタネ:フェアトレードに関して】
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