学校生活

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1年生 学年集会

12月21日、冬休み前の学年集会がありました。2学期を振り返り、冬休み中の生活について先生方からお話を聞きました。

【教頭先生】 

授業や行事を通して、1年生の成長を実感した。これからも先生たちの助言を大切にして、心と体の健康に気をつけて、成長してほしい。

【生徒指導担当・村山先生】

冬休みは、スマホを使える時間が増える。制限するのは自分自身。また闇バイトやネット上のトラブルに巻き込まれないように十分注意してほしい。部活動や勉強など、冬休みを充実したものにして、3学期に胸を張って登校してほしい。

【特別活動担当・鎌田先生】

2学期は名高祭や球技大会に一生懸命取り組む1年生の姿があった。これからも苦手なことでも「やりたくない」「おもしろくない」などと考えず、やってみようという気持ちで取り組んでほしい。「部活しかしない」「勉強しかしない」ではなく「部活もやろう」「勉強もやろう」という気持ちで頑張ってほしい。

【進路指導担当・横田先生】

2,3人のチームを作り、「コンビニで売っている物」をできるだけたくさん挙げる。次に「コンビニで売ってない物」をできるだけたくさん挙げる。

「売ってない物」を考えるときに、どのような考え方をしたか。

   生徒A「契約が必要なものは売ってない」、生徒B「海外にしかないものは売ってない」

自分の経験をもとに考え、「コンビニは~、だから、・・・」というふうに自分なりに思考して意見を持ったと思う。今後も「自分で考え、自分の意見を持ち、自分の言葉で表現する」力を身につけてほしい。

【学年主任・近藤先生】

自分で「動く」ことが大切。これからもボランティアなどさまざまなことに自分から動いてほしい。

また、3学期の「総合的な探究の時間」では、探究活動のテーマを決定する。どのようなテーマに取り組みたいか冬休みから考えておいてください。

図書室よりお知らせ(冬休み)

12月22日終業式後も図書室は開いています。冬休み中は12月27日、28日が開館日です。

補習や部活動で登校する人は、図書室にもぜひ立ち寄って下さい。図書委員がクリスマスの飾り付けをしています。

クリスマス気分で読書を楽しんでください。

特集コーナーは「ブック・オブ・ザ・イヤー」です。

貸し出しカウンター横のコルクボードには、あなたにピッタリの本を紹介する「本の診断」を掲示しています。

新しい本と出会いたい人は、ぜひお試し下さい。

図書室前の廊下には、3年生が現代文の授業で読んだ『鞄』(安部公房)を紹介するPOPを掲示しています。

POPを見るだけでも楽しいですが、図書室には安部公房の作品がたくさんあるので司書の先生に尋ねて下さい。

図書室まで来る時間がない人には、出張図書館を利用していて下さい。定期的に本が入れ替わっています。

 

2学期 球技大会

12月18日から12月20日の三日間、球技大会を行いました。生徒会メンバーやボランティア生徒が運営を行い、みんなが安全に楽しく競技に取り組めるよう頑張りました。選手も応援する人も一生懸命で、クラスの団結力も高まりました。

〈バスケットボール〉

学年別に4チームが総当たりで試合をしました。

〈サッカー〉

トーナメント戦で競いました。芸術科は男子が少ないため、1年生から3年生まで一緒になってチームを作りました。

〈バドミントン〉

1クラス3ペアでチームを作りました、人数が足りないクラスは担任、副担任が入って一緒に頑張りました。

〈卓球〉

1クラス5名でチームを作りました。人数が足りないクラスは担任、副担任が入り、一緒に頑張りました。

第4回 人権学習HR活動

11月14日㈫ 「あなたならどう答えますか?」ー同和問題についてー をテーマに人権学習HR活動を行いました。小、中学生の頃に既に学んだ生徒も多くいましたが、本校でも改めて部落史を学び直し、この問題についての基本的な知識を深めました。

もし自分が差別される側だったとしたら? それを打ち明けられる側だったとしたら? その問題に直面したとき自分ならどうするか? などさまざまな立場になってグループで考えを共有しました。授業を終えての生徒の感想をいくつか紹介します。

●「部落差別のDVDの説明を聞いているとき、アイヌ民族の差別と似ているなと思いました。SNSでも差別の文句が書き込まれているんだと知りました。」

●「被差別部落について家族とも話そうと思いました。少しでも多く知識をつけて周りの人に聞かれたときに説明できるようにしたいです。」

●「自分自身が差別をしないのは当然ながら、誤った情報に流されないことも必要だと思った。また、誤った情報に飲み込まれている人が周囲にいたら、正しい情報が伝えられるようになろうと思った。」

●「悪い偏見や差別は、その人自身を知らないまましてはいけないと思った。」

 

被差別部落に、明確な定義はありません。各時代に差別する側の意図や都合で起こり今もなおこの日本社会に残り続けている曖昧なものです。いつまでも変わらず差別され続ける場所などあるのでしょうか。この多様性が謳われる時代にこそ、今一度一人ひとりの宝物である人権について知り学び、皆で考えていきたいです。

人権国際理解教育講演会「アフリカ少年と多様性のある社会」を実施しました。

講師は漫画家の星野ルネさんでした(あいぽーと徳島 人権啓発事業)

星野さんのお話を聴いて、人権のこと、グローバルに生きることについて考えました。

講師の星野ルネさんはカメルーンに生まれ、幼少期に日本に移住され育ちました。アフリカ人のルネさんはその見た目から、日本で「英語が話せる」「走るのがものすごく速い」というイメージをもたれることが多く、こどものころプレッシャーを感じたそうです。また、カメルーンに一時帰国した際には、カメルーンの人たちから「日本人はみんなとても裕福なんだろう」と言われ驚いたそうです。そのような体験を、ルネさんは漫画や講演会を通して、ご自身の考えを交えて発信しています。

人は、見た目や出身地などの少しの情報をもとに固定観念をもって言動してしまうことがあります。ときにそれが、他者を傷つけてしまう場合もあります。ルネさんのお話で、誰もが広い世界に目を向け、多様な人々、様々な価値観と出会っていけば、世界は変わるのではないかと感じました。素敵なご講演をありがとうございました!

 

 

家庭基礎:防災食の試食を兼ねた調理実習

 

 2学期の調理実習が始まりました。今回の実習では、アルファ米のおにぎりと豚汁、デザートに「ういろう」を作ります。アルファ米は保存期間が長く、水やお湯を注ぐだけで簡単にご飯が作れる防災食・非常食として役に立ちます。

生徒たちが身につけているエプロンは家庭基礎の授業で制作したものです。

 

消費者教育出前授業

10月31日(火)に令和5年度「学校における消費者教育を支援するための出前授業」が行われました。

講師:豊永 真史(とよなが まさひと)先生 (小出・豊永法律事務所 弁護士)

講座名:「成年年齢引き下げ」と契約  対象:第2学年

豊永先生は詳細な資料を提示しながら「契約とは何か」「若者が陥りやすい消費者トラブル」「成年年齢引き下げの意義」「実際に徳島県で起こった消費者被害」などを明解に教えてくださいました。特にSNSやインターネット上のトラブルは誰の身にも起こる可能性があり、生徒もメモを取りながら熱心に聞いていました。

生徒の感想文をいくつか紹介します。豊永先生、ありがとうございました。

・成年年齢引き下げは若年者の積極的な社会参加を促すためだと知り、新しい発見がありました。

・やがて成年年齢に達するという自覚は私にはまだありませんが、そのときに向けて正しい知識を身につけていきたいです。

・消費者被害に遭わないためにも、契約する際にはその場で判断せず、冷静になって誰かに相談しようと思いました。

・徳島県でも大きな詐欺事件があったことを知り、驚きました。被害に遭わないためにもたくさんの知識を身につけたいです。

・18歳に成年年齢が引き下げられたことによって、これまで以上に自覚と責任を持たなくてはいけないと感じました。

 

校内人権学習映画会

10月24日(土)に校内人権学習映画会が行われ、『20歳のソウル』(秋山純監督)を鑑賞しました。

後期人権委員会委員長・副委員長の挨拶にもありましたように、この映画会は1年に1度、全日制・定時制ともに同じ作品を観て、感動を分かち合い、話し合いの時間を持つ意義ある1日です。

20歳という若さでこの世を去った青年の生き方、仲間との友情、家族の愛など、深く考えさせられる素晴らしい映画でした。生徒の感想文をいくつか紹介します。

・私たちがこうして朝起きて、家族が用意してくれた朝食を食べ、学校に行きいつものように授業を受けて、休み時間には友達と楽しくおしゃべりする・・・普段何気なく行っていることは全部当たり前のことではないのだなと感じました。(1年)

・「朝起きて、生きていられるという小さなプレゼントに喜びがある」という言葉から、一日一日を生きるということがとても大切なことなのだと思いました。(1年)

・高校生活の3年間はあっという間に過ぎてしまいます。もし今日でこの生活が終わってしまうとしたら、私は「楽しかった」と自信を持って言えないと思います。そうならないためにも、高校生でいられる残りの時間も私なりに全力で楽しもうと思いました。(2年)

・大義のお母さんが彼を大切にしていることが伝わってきて、家族に支えられているという状況が私と重なりました。もっと家族に感謝し、大事にしたいという気持ちが強くなりました。そして、高校の友達も本当に尊いものだと思いました。(2年)

・吹奏楽部顧問の髙橋先生の言葉が強く印象に残りました。「良い音楽をつくるためにはまず友達のことを知っていなくてはいけない」「できないのとやらないのは違う」「やりたいなら乗り越えろ」などです。先生の言葉一つ一つに胸を打たれました。(3年)

・私もあと何年生きられるか分かりませんが、「人生が短かった」と感じられるくらい、充実した人生を送りたいと思いました。そして私も大義さんのように、何かこの世で生きていた証をつくりたいと思いました。(3年)

 

「名高スピリット2023」が策定されました!

生徒会を中心として進められてきた「名高生のあるべき姿」「規則やルールはどうあるべきか」「生徒心得の見直し」についての議論を踏まえた「名高スピリット2023」が全校生徒の承認により策定されました。

創立100周年という節目に、これからの名西高校をみんなでつくっていくための貴重な一歩が踏みだされました。

 

 

その後、生徒会役員選挙結果発表、創立100周年記念式典に向けた校歌練習が行われました。

 

久しぶりの校歌斉唱に改めて、自分たちの母校を感じたひとときでした。