書道コース 地域貢献活動(石井町ボランティアフェスティバル 作品展示)
2025年10月22日 12時48分10月17日(土)~18日(日)の2日間、石井町中央公民館で催された
石井町ボランティアフェスティバルで、作品展示を行いました。
芸術科書道では、将来、書道の専門家となるために必要な、基礎的な能力を育てることを目標として学習しています。
また、作品の制作を通して、文字の持つ造形の面白さや多様な表現方法を理解するとともに、心豊かな人間性の育成を目指し、日々努力しています。
◎専門科目(○ハ選択履修,●ハ他教科と選択履修)
| 1年 | 2年 | 3年 |
| 漢字の書 | 漢字の書 | 漢字の書 |
| 仮名の書 | 仮名の書 | ○カナ書法 |
| 漢字仮名 | ○漢字仮名 | |
| 交じりの書 | 交じりの書 | |
| 応用の書 | 応用の書B | |
| ●篆刻・漢字 | ||
| 書道概論 | 書道概論 | 文字概論 |
| 文字概論 | 文字概論 | 鑑 賞 |
| 鑑 賞 | ||
| 作品装丁 | ||
10月17日(土)~18日(日)の2日間、石井町中央公民館で催された
石井町ボランティアフェスティバルで、作品展示を行いました。
書道コースは毎年、地域貢献活動の一環として石井町公民館 高川原分館に作品を寄贈しています。
今回は、季節をテーマにした作品と、書道コースの3年生全員が揮毫した合作作品をお届けしました。
テーマ「夏」:「波音」は3年 吉永 ひなのさん揮毫
テーマ「秋」:「名月や…」は3年 真鍋 心さん揮毫
「闘志」:3年生全員が揮毫
石井町公民館 高川原分館にお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください!
9月5日(金)に行われた名高祭の前日祭で、書道コースの3年生8名が書道パフォーマンスを披露しました。3年生にとっては、これが初めての書道パフォーマンスです!
中央には力強く「闘志」、
その周りには「同じ目標に向けて 粘り強く努力してきた だからこそ証明したい 諦めない心は 可能性を広げる「鍵」となる ~この一筆に想いを込めて~」と書きました。
高みを目指し、切磋琢磨しながら共に歩んできた3年間、
そして そこから学び、身につけた不屈の精神をテーマにし、
SUPER BEAVERの「突破口」に合わせて 一つの作品を作り上げました。
夏休みの限られた時間、精一杯練習に取り組み、本番ではそのすべてを出し切ることができました。
ご観覧くださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
書道コースでは、様々な地域貢献活動を通し、地域の皆様に書道の魅力を届けています。
活動の一環として、石井町にある「そのだ歯科医院」様に、毎月色紙とハガキの作品を寄贈しています。
玄関と受付横に飾ってくださっており、月ごとに変わる作品を楽しみにしてくれている地域の方々も多くいらっしゃるようです😄
今年は書道コースの3年生が担当しており、月に合わせた言葉やデザインを考え、個性豊かに表現しています。今回は、1月~8月までの作品をご紹介します。
1月 2月
3月 4月
5月 6月
7月 8月
第26回高校生国際美術展 書の部において、佳作を受賞しました。
佳作受賞者
3年 篠原 光理
2年 岡本 みなみ 2年 西沢 莉緒
1年 喜田 さくら
第30回全日本高校・大学生書道展において、団体 高等学校の部 全国8位に選ばれました。
全日本高校・大学生書道展賞
3年 篠原 光理(漢字・かな) 3年 吉永 ひなの(漢字・かな)
2年 松浦 由華(かな)
優秀賞
3年 田中 美結(かな) 3年 山岡 真綺(かな)
2年 工藤 真帆(かな) 2年 西沢 莉緒(かな)
第22回安芸全国書展高校生大会において、2年 松浦 由華さんが文部科学大臣賞(第一席)に選ばれました。ほかにも、多くの生徒が上位賞をいただき、書道コース全体で作品鑑賞に行きました。
文部科学大臣賞 2年 松浦 由華
書道美術館賞 3年 真鍋 心 3年 宮田 梨音愛
優秀賞 3年 篠原 光理 3年 吉永 ひなの
文部科学大臣賞 2年 松浦 由華「臨 中務集」
席上揮毫の様子
書道コース全学年で夏季錬成会を行いました。
作品制作では、互いに批評を行い、学年の垣根を越えた交流ができました。
また、全国高等学校総合文化祭吟詠剣詩舞部門の出場者が、作品を披露しました。
錬成会の最後には役員交代が行われ、新役員の2年生より挨拶がありました。
第49回全国高等学校総合文化祭 香川大会 吟詠剣詩舞部門に、
書士として書道コース2年 岡本 みなみさん、工藤 真帆さん、西沢 莉緒さん、松浦 由華さんの4名が出演しました。
「阿波・悠久のへんろ道」を詩吟に合わせて揮毫しました。
第49回全国高等学校総合文化祭香川大会
かがわ総文祭2025 書道部門
7月26日(土)~30日(水)の間、香川県にて、全国高等学校総合文化祭(書道部門)が開催されました。
本校からは、漢字・仮名の3点の作品を出品し、交流会には出品者の3年 篠原 光理さん、真鍋 心さん、吉永 ひなのさんが参加しました。
制作交流では、香川県丸亀市の伝統工芸である「丸亀うちわ」ののり貼り体験と寄せ書きうちわの制作を行い、グループごとに展示会場の作品を鑑賞しました。
【全国展作品講評】
3年 篠原 光理さん 「臨 中務集」
古筆の特徴を踏まえ、用具・用材を工夫し、鋭く伸びやかな線質で表現した作品
3年 真鍋 心さん 「臨 香紙切」 優秀作品展出品予定(専門部推薦)
香紙切の特徴を捉え、繊細な線と鋭く強い線とを織り交ぜて表現した作品
3年 吉永 ひなのさん 「臨 道因法師碑」
古典の整斉な字形を捉え、特徴のある用筆・運筆で緊張感を持続して表現した作品
高野山競書大会において、多くの生徒が特別賞を受賞しました。
高野山総長賞 3年 篠原 光理 3年 吉永 ひなの
審査委員長賞 3年 山岡 真綺
南山賞 3年 真鍋 心
協会賞 3年 小林 優海 3年 田中 美結
推薦 3年 黒川 孝太 3年 宮田 梨音愛
2年 岡本 みなみ 2年 工藤 真帆
2年 西沢 莉緒
第75回徳島県競書大会において、書道コース4名が推薦を受賞しました。
推薦 3年 真鍋 心(漢字)
3年 吉永 ひなの(漢仮交)
2年 岡本 みなみ(漢字)
2年 工藤 真帆(仮名)
7月25日(金)、株式会社 一休園より大木さんをお迎えし、特別授業を実施しました。
熊野筆の制作工程について学び、筆づくりや糊固めを体験しました。
また、多種多様な材質の筆に触れ、生徒たちは金鶏筆や藁筆、胎毛筆など、普段あまり目にすることのない珍しい筆に興味津々でした。
筆講座を通して、筆に対する知識や愛着が高まりました。
7月23日(水)・24日(木)、四国大学非常勤講師 黒木知之先生をお迎えし、特別授業を実施しました。
水墨画の基本的な表現技法を学んだのち、植物、果物、動物など、多くの題材についての筆遣いや構成についてご指導いただきました。
生徒は筆の様々な面を使用して描くことや、色使いなどに苦戦しつつも、思い思いに筆を走らせ、楽しんで制作することができました。
第31回放美展において、3年 篠原 光理さんが四国大学賞を受賞しました。
また、書道コースの生徒が多数入選し、あわぎんホールに展示されました。
四国大学賞 3年 篠原 光理
入選 3年 黒川 孝太 3年 小林 優海
3年 田中 美結 3年 真鍋 心
3年 宮田 梨音愛 3年 山岡 真綺 3年 吉永 ひなの
2年 岡本 みなみ 2年 平 里音
2年 西沢 莉緒 2年 松浦 由華