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2021年10月の記事一覧

1年生「エシカル消費基礎講座」第4回はフェアトレードのお話でした。

●10月7日(木) だしソムリエ 河口 晶先生  ・NPO法人「パルシック」 木村 優江先生

         テーマ「フェアトレードについて、深く知ろう」

   フェアトレード(=公正な貿易)は『何となくいいこと。途上国の人のためになること』と考えている人がいると思います。ですが、フェアトレードに携わる木村先生たちには「美味しくていい商品だから少し高くてもフェアトレード商品を選ぶ」ようになってほしいと願って活動されています。

 フェアトレードが実現すると、生産者がみんなで協力・工夫し、生産性が上がります。それは商品の美味しさや信頼に繋がり、よい循環が生まれます。また、フェアトレードでは、商品代とは別に「ソーシャルプレミアム」という地域のためのお金も支払われ、地域の学校の壁の修繕、集会所の建築、水を引くこと等に使われているそうです。

 そして、河口先生は、大学や高校でフェアトレード商品の委託販売ができる(今年の名高祭で実施しました!)みんなで共同購入すれば少し安く買える、「あまりに便利すぎる、安すぎる」商品には疑問を持つ、想像力を持つことが大切だと、私たちに教えてくださいました。

     くおんちゃんとうさカルちゃんのティータイム

【感想の一部】

●私は買い物をするとき、安いと嬉しくて買うことがありました。でも、製品の奥の「生産者」のことを考えて『生産者も消費者もみんな幸せになれる価格なのか?』と考えてみようと思いました。【探究のタネ:SDGs】

●フェアトレードの本当の意味が解った気がします。ただの貿易じゃなくビジネスで、たくさんの問題が解決できると知り、今までの考え方が変わりました。【探究のタネ:ビジネスでどのように変化するのか】

●河口さんと木村さんがおっしゃったように、「よい商品だから買う」「自分も相手も幸せになるから買う」という考え方を持つことが大事だと気付きました。【探究のタネ:買い物をするときに想像力を働かせる】

※ エシカル消費基礎講座 第3回はこちら 

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2年生 ドイツ姉妹校の先生にZOOMでインタビュー

2年生は「エシカル」をテーマにドイツ姉妹校の高校生と交流を計画しています。

交流でお世話になるN先生(ドイツの高校生に日本語を教えている日本人の先生です)にZOOMでインタビューを行いました。

実は、N先生はドイツで地産地消に関する活動に参加しています。

そのことを知って、食に関するエシカルをテーマに調べている生徒たちがぜひお話を伺いたいとインタビューを申し込みました。

  

日本とドイツは時差があり、生徒が登校する前の朝早い時間にインタビューを受けて下さったなおみ先生に感謝しています。

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図書室に「エシカル図書コーナー」ができました

藤波タイム(総合的な探究の時間)をはじめ、エシカル消費についての調べものをする皆さんのために、「エシカル図書コーナー」ができました。また、ドイツの姉妹校の皆さんとの交流も始まっていますので、ドイツの本(環境への取り組みや、ドイツパンや料理など)もあります。どんどん活用してくださいね!

    

 

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2年生 総合的な探究の時間(藤波タイム)ZOOMでの中間発表会

2年生は総合的な探究の時間(藤波タイム)に「エシカル」をテーマとして班で調べ学習を行っています。

9月30日、10月7日の2日間は、石井町エシカル座談会の皆様を講師として

ZOOMで中間発表会を行いました。

講師先生から質問を受けたり助言をいただいたりして、生徒たちは大きな刺激を受けました。また、自信を持てずにいた班は、講師先生の励ましの言葉によって大いに勇気づけられたようです。最終発表に向けて課題はたくさんありますが、頑張ろうという前向きな雰囲気になりました。

生徒たちのためにお忙しい中、貴重な時間を割いて下さった石井町エシカル座談会の皆様には心より感謝申し上げます。

【9月30日の様子】

 

【10月7日の様子】

 

 

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9月の校外活動報告「海ゴミ『0』清掃大作戦」に参加しました

● 名高生22名が、鳴門海岸の清掃ボランティアへ

 9月19日(日)、「せとうち鳴門『ゴミ箱になった海』再生化プロジェクト」(参加者 約70名)に名高生たちも参加しました。二学期から始まった「エシカル消費基礎講座」の講師の一人で、環境問題に取り組まれている黒川剛史さんからお知らせを受けました。台風の影響も心配されましたが、当日は快晴で、遠くから見た海は鮮やかな青色でした。

 しかし、海岸に降りてみるとゴミの量は想像以上でした。大型テレビや自転車、絡まった釣り糸や壊れたキャンプ道具などがありました。また、発泡スチロールや食品トレイのかけら、ペットボトルなどの海洋プラスチックの多さを目の当たりにして、悲しい気持ちになりました。

 閉会行事のとき、今日見つかった、500mlのペットボトルの中に入ったカニが紹介されました。そのカニは小さいときに入り込み、そのまま成長して出られなくなったのです。様々なことを考えさせられる一日でした。

   参加した名高生みんなでJRC部員と青い海と空

 

【感想】

・海と聞いたら、きれいな海しか想像していなかったのに、このボランティアに参加して考えが少し変わった。

・私は魚が好きで、魚や他の動物を環境汚染から守りたいと思い、この活動に参加しました。実際に見てみると発泡スチロールやビニールなど、いろいろなゴミが落ちていました。人間の勝手な行動で魚が消えていくのは悲しいと思いました。自然を守るために自分にできることをしようと思いました。

・主催者の方の人のお話では「いくらきれいに清掃しても、一ヶ月もすれば元通りになる」とのことだった。海にゴミを捨てることの重大さを知り、魚たちの命についても考えるべきだと思った。

・・清掃をしていて、自分が社会の一員になれていることをよく感じられた。

・カニを見たとき、海の環境、生物の環境を壊してしまっている私たち人間は、もっと環境問題を深く知り、解決するために、呼びかけなければならないと思いました。また、こんな活動の機会があれば参加したいと思います!

 

 

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