活動記録

2024年2月の記事一覧

「春よ来い!牛乳パックらんたんストリート」で食品回収をしました  

牛乳パックをアップサイクル!

 名高では、ペットボトルのふた、プルタブ、牛乳パック 、古紙の回収をおこなっています(JRC部 & 環境防災委員会で)。

そしてJRC部では、回収した牛乳パックで動物型の椅子とらんたんをつくっています。また、年に一度、それらを展示する「らんたんストリート」を実施しています。一昨年はハロウィン、昨年はクリスマス、今年は、暖かで穏やかな季節の到来と、先輩方の進路決定を祈る意味で、1月に「春よ来い」をテーマに開催しました。

〇「牛乳パックらんたん」とはイベント

牛乳パックの表面をはぐと和紙のような風合いになります。そこにイラストを描いたり、切り込みを入れたところにセロファンを貼ってステンドグラス風にしたり、飾りつけをします。その中にろうそくのように揺れるLEDライトを設置すれば完成です。

 〇「牛乳パックの動物椅子」とはイベント

牛乳パックに古紙やらんたんをつくるときに出た切れ端などをぎゅっと詰め、もう一つの牛乳パックでふたをします。

それを12本集めてガムテープで固定し、クッション代わりに古雑誌を乗せ、包装紙で包みます。そして、好きな動物に仕上げます。「エシカルこども食堂」のビンゴ大会では、景品として小さな子どもさんたちに大人気でした。

 

 ※ 二匹のカメさん椅子です(1枚目)  春をイメージしたバルーンも準備(2枚目・3枚目)

 〇「らんたんストリート」で食品回収イベント

 1月20日から23日の平日の放課後、らんたんにライトを灯しました。幻想的な空間で、春にぴったりの音楽をかけました。ストリートに食品回収の箱を設置しました。

消費期限まで1ヶ月以上ある31品目の食品の寄付がありました。2月2日に石井町役場子育て支援課にお渡しすることができました。名西高校の皆さん、ご協力ありがとうございました。

  

※ 準備が整いました(1枚目)  日が暮れるとより一層輝きます(2枚目・3枚目)

 

 ※ ジュース・調味料・カップ麺・お菓子・乾燥食品などを頂きました(1枚目)  JRC部員みんなで石井町役場へ(2枚目・3枚目)

食品の他にも、本やDVDの回収を呼びかけました。50冊近くの本と、DVDやCDをいくつか寄付していただきました。これらはとりまとめをしてくれる団体を通して換金され、能登の被災地に寄付される予定です。 

他校の仲間やボランティア団体の皆さんといっしょにフードパントリーに参加しました

フードパントリー  ― 食品と生活雑貨のセットをご家庭に ―

2学期の終わりに、「徳島こども食堂ナビ」代表の佐々木千早妃さんから2つのメッセージが届きました。

 ⑴ 徳島の「こども食堂」に関する情報をホームページにまとめました。名西高校の皆さんにも知らせてください。

 ⑵ 城北高校の皆さんと共催で「フードパントリー」をします。いっしょにやってみませんか。

⑵のお誘いを受けて、1月27日に城北高校人形会館で開催されたフードパントリーにJRC部の4名が参加しました。

城北高校のJRC部・民芸部・百人一首かるた部の皆さん、鳴門高校の皆さん、私たちを合わせて34名の高校生と、徳島こども食堂ナビをはじめとする大人の皆さん21名、合計55名で準備と運営を行いました。

食品支援が必要な時に誰でも食品が受け取れる場所 

〇 お米、カップ麺やお菓子、生活雑貨も袋詰め

子ども食堂ナビから徳島県に申請して届いた、100セット分の食品や生活雑貨を、全員で袋詰めしました。

その後、利用者の子どもたちが楽しめる「片手でつかみ取り大会」のお菓子を用意して準備は完成しました。

〇 セットをお渡しして運ぶお手伝い

事前予約をされていたご家族が受け取りにいらっしゃいました。駐車場や受け取り場所までの誘導をしたり、重たいお米や飲み物も入っているので、みんなで手分けをして車まで運んだりしました。

 

※ 午前、午後の2部構成でお迎えしました(1枚目) 浄瑠璃の上演。子どもたちは最前列で、集中して見ていました(2枚目)

城北高校民芸部の皆さんによる「傾城阿波の鳴門(巡礼歌の段)」の上演会もありました。小さな子どもたちとご家族の皆さん、ボランティアスタッフも全員で観覧しました。同じ高校生が人形や頭(かしら)を操り、謡(うたい)や三味線も見事で感動しました。

〇 1つ1つが繋がると大きな力になる

他校のみんなと一緒にボランティアをするのははじめてでした。緊張して、あまり話すことはできませんでしたが、また一緒にボランティア活動に取り組みたいと思いました。そして、たくさんの「ありがとう」の声を聴きたい、笑顔に出会いたいと改めて思いました。社会の一員としての役割をもっと見つけていきたいと感じました。