国府支援学校との野球教室
2025年2月19日 11時12分 [管理者]1月31日、気温は低くとも晴天の午後、硬式野球部部員18名が国府支援学校小学部にて野球教室を開催しました。
昨年、大谷翔平選手から全国の小学校と特別支援学校小学部に、「野球やろうぜ!」のメッセージとともに寄贈されたグローブを使って、野球をはじめとしたスポーツの楽しさ、身体を動かすことの大切さを伝えたいと考えました。
小学部の子どもたち15名と先生方が笑顔で迎えてくださり、少し緊張気味だった部員も安心した様子。まずは、部員2~3名と子ども1名のチーム作りと自己紹介。子どもたちは自己紹介ボードを作ってくれていて、名前や好きなものを説明してくれました。そして、準備運動として「エビカニクス」をレッツダンス!部員たちも、大きな声で「エビッ!カニッ!」と掛け声。一緒に踊ることで距離が縮まったようです。
さて、いよいよキャッチボールです。大谷選手のグローブを使わせてもらって、部員がデモンストレーションをしました。中庭に出てキャッチボール開始。子どもたちは、慣れないグローブを使って、一生懸命投げたり捕ったりしていました。上手にできたらハイタッチ。次はティーバッティング。部員は守備について盛り上げます。最後は子どもたちからお礼の手紙のサプライズに、部員たちは感激していました。
部員たちは学校に戻って振り返りをし、子どもたちの様子、教える時に気を付けたことや工夫したこと、今後の改善点などを話し合いました。部員たちは自分で考え、協力し合って行動し、誰かのために何かをすることの難しさや達成感を感じることができていました。そして、振り返りをもとに国府支援学校の子どもたち一人一人に「がんばり賞」の賞状を作成しました。後日、子どもたちに渡してもらい、喜んでもらえたと報告がありました。
国府支援学校の皆さん、本当にありがとうございました。
【部員の振り返りより】
・笑顔でいるように心掛けた。できるようになったらハイタッチをしたり、たくさんほめたりするようにした。
・上手に投げられるようになったので、僕たちはキャッチャー役とバッター役をしてピッチングを体験してもらった。
・初めは照れて話をしてくれなかったが、段々と打ち解けて話してくれて嬉しかった。
・もっとバッティングの時間を長くしたら楽しめると思った。子どもたちは本当にかわいかった。また一緒に野球がし
たい。