令和7年度家庭クラブ研究発表大会&リーダー研修会に参加しました
2025年8月19日 10時38分 [名西0716]名西高校家庭クラブは、家庭基礎の授業を受けている普通科1年生と芸術科2年生で構成されています。各クラスの家庭クラブ委員に案内し、希望者に今年度の家庭クラブ研究発表大会とリーダー研修会に参加してもらいました。
研究発表大会は、7月22日に徳島市立高校あしかびホールで開催され、1年生1名が参加しました。
ホームプロジェクトの部と学校家庭クラブの部の発表を聞き、「課題を見つける着眼点がすごい」「学校や地域の特色とリンクしているのがさすがだ」など、多くのことを学ばせていただきました。
リーダー研修会は8月18日に、こちらも徳島市立高校あしかびホールで開催され、1年生2名が参加しました。研修では、鎌田安里紗氏(一般社団法人unisteps共同代表理事)による「ファッションとサステナビリティ~服と自然と社会のつながり~」の講演を聴き、休憩時間に感想をまとめました。(プリントの裏面には講演を聴きながら取ったメモが!)初めて知る事実が多くあり、「ファッションとサステナビリティ、エシカルはどう関係するのだろう?」という疑問が様々な具体例から解かれました。
その後、玉有朋子先生(徳島大学特任講師)によるグラフィックファシリテーションが行われました。玉有先生によって準備されたグラフィックの描かれた模造紙に、どこに当てはまるだろうと考えながら講演の感想をまとめた付箋を貼りに行くところから活動が始まりました。グループでのワークショップは生徒達にとっては付箋を用いて考えを書き出して共有する、という経験のある活動から始まりました。ただ、グループメンバーは各学校から集まった家庭クラブ員という初対面同士。話し合いはうまくできるだろうかと心配していました。しかし、開会前に挨拶やおしゃべりをしていたことと、進行を把握しているテーブルファシリテーターの存在、「エンタくん」という円卓のような円形段ボールを膝において近い距離で活動したことのおかげか、それぞれ話し合いが進んでいきました。話し合いをする中で、感想も深まり、よい刺激も受けたようです。
名西高校では、1年生の探究活動で2学期からエシカルについての講演を聴き、自分の「探究のたね」を探していきます。今回の家庭クラブでの活動が、「探究のたね」を見つけるヒントにもなるように思いました。