2023年6月の記事一覧
2023年度 箏曲部⑥ 音楽コース研究演奏
今月は、箏曲部に所属する芸術科音楽コースの生徒が研究演奏に臨むので、本番さながらに、部員全員で曲を聴いて、感想を述べ合いました。
演奏曲は下記のとおりです。
①『幻想的ソナタ』坂本 勉 作曲
②『箏独奏のための子供の憧憬〈YOU〉』吉崎 克彦 作曲
③『「三つの遊び」より《汽車ごっこ》』宮城 道雄 作曲
演奏曲では、ピッツィカートと呼ばれる難しい指さばきを盛り込んだり、箏の糸を指でスライドさせて「汽笛」を表現したりと、三者三様の演奏が聴かれました。また、「一音一音がきれい」「曲想がよくつかめている」等、演奏を聴いた生徒も素直な感想を出し合いました。ソロの演奏には、合奏とはまた違った醍醐味や魅力が感じられます。外部講師の遠藤綾子先生からもそれぞれの曲や技法について説明をしていただき、大変勉強になりました。
2023年度 箏曲部 ⑤音楽の授業
今月は、音楽の授業選択の生徒にも和楽器に触れてもらうために、本校箏曲部外部講師の
遠藤綾子先生、咲季子先生の特別レッスンが行われています。
この日は、3年生の芸術科音楽コースの生徒の授業でしたが、普段から洋楽器に取り組んでいるのですぐに箏に
慣れ、沢井忠夫先生作曲の『花筏(はないかだ)』の合奏にもチャレンジしました。
箏の歴史は古く、奈良時代に唐から伝来しました。江戸時代になると、八橋検校(やつはしけんぎょう)さんの
ような盲目の音楽家たちが箏を演奏するようになり、数多くの曲がつくられるようになったそうです。
たくさんの皆さんに十三本、十七本の糸から紡ぎ出される美しい音色に親しんでほしいです。
2023年度 箏曲部④ 第32回徳島県こども邦楽演奏会
6月10日(土)に、あわぎんホールで行われた第32回徳島県こども邦楽演奏会に出演しました。
こども邦楽演奏会のサブタイトルには「6月6日は*邦楽の日*記念」と銘打たれています。
そのいわれを少しお話しますと・・・指を順に折っていくと、6番目に小指が立ちます。
これは「ひとり立ち」を意味し、お稽古事を始めるには「6月6日」が最良の日だそうです。
この演奏会では、徳島県内で和楽器に取り組む高校生以下の生徒や児童が日頃の練習成果を披露します。
この日は保育園、小学校、中学校、高校合わせて16グループが出演しました。
演奏会の最後、16番目に出演しました本校箏曲部も、聴いてくださるお客様に届くように、心を込めて演奏しました。
こども邦楽演奏会では、徳島県学校邦楽育成会の先生方に毎年大変お世話になっております。
この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
2023年度 箏曲部③ こども邦楽演奏会に出演します。
本校箏曲部は、下記の日程で第32回徳島県こども邦楽演奏会に出演します。
日時:2023年6月10日(土)
場所:あわぎんホール(大ホール)
開場:11時30分 開演:12時
本校の演奏曲:『Kのための斗為巾』(沢井 忠夫 作曲)
本校の演奏時間:15時18分~15時26分(時間は前後する場合があります)
十三絃箏は一、二、三・・・というように絃の番号が付けられています。
写真のように、斗(と)とは十一番目の絃、為(い)とは十二番目の絃、巾(きん)とは十三番目の絃を指します。
今回演奏する『kのための斗為巾』は演奏者の手前、斗為巾(といきん)の絃を多用した大変美しい曲です。
ぜひ、演奏を聴きにいらしてください。
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