人権社会研究会

12月16日「中・高生による人権交流集会」に参加しました

今年の「中高生による人権交流集会」西部ブロックのテーマは「障がい者と人権」でした

 12月16日「中高生による人権交流集会」が開催されました。この会は、徳島県の中学校・高校の仲間が、会場の教育会館に集まり、人権について考え、互いの思いや意見を語り合う会です。名高は西部ブロックの一員として、県西部の中学校・高校の仲間とともに活動してきました。

中部ブロックのテーマは「いじめについて考える」 南部ブロックのテーマは「性の多様性」

でした。

午前中は全体のリハーサルや、西部ブロックでの分科会の準備がありました。

午後の本番では、西部ブロック会長を務めている名高2年の佐藤くんが、西部ブロックのテーマ「障がい者と人権」についてこれまで9回集まって学び、考えてきたことを報告しました。会場にいるたくさんの人に「聴いてもらいたい」「障がい者と人権について考えてほしい」という思いを込め、発表資料の操作を担当した1年の篠原さんと息を合わせて発表することができました。

その後、落語家の林家染太さんによる「笑う門には福来る~いじめられっ子の僕が落語家になったわけ~」という、壮絶ないじめを乗り越えて夢を叶えられた染太さんのこれまでの体験と、力強いメッセージをお聞きしたあと、本格的な落語を楽しみました。笑いあり、涙ありの素晴らしい講演でした。

その後、各ブロックに分かれ、分科会が行われました。

西部ブロックでは、これまでの活動についてまとめた3枚のポスターをもとに3つの発表しました。

 

※ 3つのポスターのテーマ(1枚目写真)   分科会司会2名のうちの1人として2年生吉住くんが進行を担当(2枚目写真)  一緒に音楽を演奏したりお話を聴いたりさせていただいた地域活動支援センター「まいか」について、1年の篠原さんが他校のみんなと発表(3枚目写真)

ポスター発表の後は、複数のグループに分かれ、私たちにできることについて話し合いました。

障がいの有無に関係なく、互いに助け合いながら生きていく。その実現のためにできることを出し合い、共有し、最後はクリスマスリースにしました。みんなの思いを実現するために、名高でも「障がい者の人権」について考え、自分の考えを持って行動していきたい、その思いをみんなと共有したいと考える1日でした。