美術部

人権国際理解教育講演会

11月7日(火)本年度の人権国際理解教育の講師として星野ルネさんをお招きし、演題「アフリカ少年が日本で育って考えたこと」についてご講演頂きました。ルネさんはカメルーンに生まれ、幼少期に日本に移り住みました。ルネさんの漫画『アフリカ少年が日本で育った結果』(毎日新聞出版2018)を用いて、見た目から「当然走るのが速い」「英語は話せる」などのイメージを持たれるなど、ルネさんの経験したマイクロアグレッションを紹介ししてくださいました。先入観や偏見が他者を傷つけること、自分の視野や世界を狭めていることなどを、漫画を通し分かりやすく、丁寧にお話ししてくださりました。「その場所にも人にも、実際に行ってみないと、会ってみないと分からない。人生はチャレンジしてみることが大事だ」というお言葉は、これからのグローバル社会を生きていく生徒たちにとって大切な指針となりました。