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エシカル消費基礎講座(第6回)

11月4日(木) MEER代表 黒川 剛史先生  

                                      テーマ「エシカル消費で海ゴミは減らせる!?」

 「三方よし」とは日本に古くからあるエシカルな商習慣で、売り手と買い手の満足はもちろん社会に貢献できてこそよい商売という考え方です。黒川先生は、「三方よし」の観点から海のゴミ問題に関して教えてくださいました。2002年頃から急激に増えている海のゴミがペットボトルです。安く手に入る石油資源を使ったプラスチックボトルは、企業にとっては利益の増加になりますが、資源の無駄遣いにつながっている点で社会にとってはよくないことです。またプラスティックが劣化して小さな粉末状になってしまうと、今の技術では回収できないそうです。黒川さんは「消費者の行動が社会を動かす」とおっしゃっていました。社会の課題に目を向ける消費者、課題解決に取り組む企業があってこそ、良好な自然の景観や環境からのメリットを社会全体で感じられます。消費者として私たちができることから始めたいと強く感じました。

 

[感想の一部]

・先日、黒川さん主催のボランティアに参加したとき、見ただけでもペットボトルは多いと思いましたが、実際にゴミ拾いをしていると予想以上にペットボトルが多かったです。ゴミと楽しく向き合うという感覚が今までありませんでしたが、これからは楽しむという気持ちでボランティアに参加したいと思いました。【探究のタネ:ゴミを楽しむ】

・JRC部も鳴門の海のゴミ処理をしたことがあります。環境をよくするためにも、私ができることを一つでも多く取り組んでいきたいです。【探究のタネ:消費者の行動が社会を動かす!】

・私は海が好きでよく行きます。その時に毎回思うのが、やはり落ちているゴミが多いことです。これからは今よりもっと意識して、ゴミ拾いやリサイクルなどを積極的に取り組んでいこうと思いました。【探究のタネ:リサイクル】