2025年6月20日 17時03分
[名西0714]
6月19日(木)7限に、徳島県消費者情報センターから猪上翔太先生をお招きして、3年生を対象とした消費者教育出前授業を実施していただきました。
今年18歳となる3年生にとって、消費者としての自立と責任について学ぶことは重要です。昨今ではスマートフォンを通じて手軽にネットでの売買やゲーム課金などの契約を結ぶことができることから、生徒たちは真剣に聴き入っていました。契約内容を確認しなかったために多額の支払い義務が生じたことや、闇バイトと知らずに犯罪に巻き込まれた例も紹介され、身近に危険が待ち受けていることを実感することができました。猪上先生からは、消費者トラブルの予防策や相談窓口についても教えていただくことができました。
【生徒の感想】
・オンラインでの購入では契約の最終画面をスクリーンショットする等、自分でもすぐにできそうなことがあったので実行したい。
・猪上先生のお話は笑いがあって楽しく聴けたが、闇バイトに巻き込まれた事例では他人事ではないと感じ、気を付けたいと思った。

2025年6月17日 17時24分
[名西0710]
「第2回名高人権の日」を実施しました。朝の人権放送に始まり、放課後のハートフル委員会(いじめ防止委員会)の活動まで、人権について考える一日でした。そして、家に帰り、家庭でも人権について話し合う、それが「名高人権の日」です。
●朝の人権放送「イラムカラプテ(こんにちは・あなたの心にそっと触れさせて)」
「イラムカラプテ」のご挨拶から人権放送は始まりました。6月25日から修学旅行で北海道を訪れる2年生(3年生も2月に訪れたばかりです)。そのテーマに合わせ、今回は「アイヌの人々の人権」について考えるために、アイヌ民族の伝統・文化の継承者、知里 幸恵(ちり ゆきえ)さんと、宇梶 静江(うかじ しずえ)さんについて紹介しました。
宇梶さんの著書『すべての明日の糧として』にある言葉「私たちアイヌは、自分たちの文化に誇りを持ち、自分自身を愛して生きていくよ!」と、知里幸恵さんの『アイヌ神謡集』の序文の言葉からは、北海道の雄大な自然に抱かれ一体となって生きるアイヌの人々の姿と、その日々を奪われたことへの静かな怒りと悲しみが伝わってきます。
● SNSは身近で便利だけど……(1年 人権学習ホームルーム活動)
7時間目のホームルーム活動について紹介します。1年生ではまず、インターネットやスマートフォンに関する事前アンケート調査の結果をもとに考えました。その後、SNSに関する2つの場面について考えるグループワークを行いました。

● アイヌの誇り(2年)
2年生は、アイヌの伝統文化を継承する若者の一人、関根 摩耶(せきね まや)さんの生活や活動について知りました。また、アイヌの人々が生活や文化を奪われた過去の歴史について学びました。その中で、私たちの無理解こそがアイヌをはじめとする人々の誇りを傷つけ、差別・偏見に繋がることを再認識しました。

● 模擬面接から学ぶ(3年)
3年生は、「就職差別について」2回目のホームルーム活動でした。就職面接のシナリオをもとに、「面接で質問されたとき、答えなくてよい問いは何か」を考え、そのような質問をされたときどう対処するかについて演じながら考えました。

● ハートフル委員会(いじめ防止委員会)
約30名が集まり、朝の放送で紹介した宇梶静江さんの活動に関する動画を見て、感想や自分たちにできることについて共有しました。幼少期にいじめを受けた宇梶さんの気持ち、偏見や差別のない社会の実現への思いについて考えたことを、活発に話し合っていました。

2025年6月12日 17時18分
[国際理解教育]
2025年5月28日 14時47分
[国際理解教育]
5月28日(水)午後、カンボジアのプロサッカーチーム アンコールタイガーFC の選手4名(14歳~19歳)が日本の学校体験にやってきました!徳島ヴォルティスへのサッカー留学プログラムの一環で、日本の文化への理解を深めることが目的です。本校からは3年生芸術科の皆さんが交流授業に参加しました。
まずは箏曲体験です。本校特別講師の遠藤先生より、「さくら さくら」を教えていただきました。どの選手も琴に触れるのは初めてで、興味津々です。箏曲専攻の生徒や先生方の指導を受けながら、最後はみんなでそろって演奏することができました。
記念に琴を持って写真をとりました。
次は、書道体験です。簡単な自己紹介のあと、それぞれが書いてみたい漢字を選び、書道科の生徒に教わりながら練習をしました。初めて見る漢字を書くのに苦労しています。

色紙にそれぞれ好きな千代紙を貼って清書をしたら、完成品と一緒に記念撮影をしました。全員初めての体験だったとのことですが、とても上手に書けました!

最後に、代表のLy Soseaくんから「みんながとても優しく教えてくれて、楽しかったです。ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています!」との言葉をいただきました。自分で作った作品と、書道科の生徒が書いた作品をお土産に持って帰ってもらいました。カンボジアとの新しいつながりができてよい体験になりました。機会があればまた名西高校にお越しください!
5月10日(土)授業参観と、PTA総会が行われました。
授業参観では、普通科・芸術科それぞれの保護者の皆様に、普段の授業の様子をご覧いただきました。
授業参観の後、体育館にてPTA総会、学校説明会が行われました。
会では、令和6年度のPTA事業報告、決算報告監査報告、役員改選、
令和7年度新役員発表、事業計画、予算案審議が行われました。
また、令和6年度徳島県高等学校PTA連合会運営協議会の報告がPTA会長より行われました。
たくさんの保護者のみなさまのご協力により、滞りなく会を終えることができました。

その後、学校説明会に移り、進路指導課、人権教育課から説明がありました。
学年団紹介

その後 休憩をはさみ、普通科1年生は学級懇談会、2年生は各教室で個人懇談
芸術科後援会総会
3年生進路保護者会は、進学と就職に分かれて行いました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
今年度もよろしくお願いいたします。
2025年4月23日 13時31分
[名西0710]
・朝の人権放送 ― いじめについて考える ―
32HRと34HRの人権委員6人が、まず、「名高人権の日」の説明をしました。そして、お笑い芸人の霜降り明星・せいやさんの言葉を紹介しました。高校時代、学校でいじめを経験したせいやさん。自身をモデルにした半自伝的小説には、いじめの予防、いじめ解決のヒントがたくさんあると感じました。
・7限目 人権学習ホームルーム活動(1、2年) ※3年生は次週実施
1年生は、人権学習資料集『じんけん 2025年度版』を活用し、自分も相手も大切にする自己表現、「アサーショントレーニング」について学び、考えました。
2年生のテーマは性の多様性でした。大分県で2018年に作成された人権啓発漫画『りんごの色』を読み、私たちが互いの多様性を認め合い、だれもが幸せに過ごすためにできることを、りんご型の付せんに書き、りんごの木(2年生美術コース有志作成)に貼りました。
・放課後 いじめ防止委員会=ハートフル委員会
朝の人権放送に続き、霜降り明星・せいやさんの言葉を、今度は動画で視聴しました。そして、せいやさんから学んだことや、いじめをなくすためにできることを一人一人が考えてメモし、参加者で共有しました。名高ハートフル委員会のスローガン「いじめってダサいよね」。せいやさんも「いじめはダサい。いじめは、おもんない奴がすること」と語っていて、それが印象に残ったという人がたくさんいました。
・家族と人権について話す日
「名高人権の日」には家族でも人権について話してほしいと、人権委員は呼びかけています。学校で学んだことや考えたことを、自分の言葉でご家族にも伝えてください。

2025年4月9日 16時58分
[名西0725]
4月9日(水)は対面式を行いました。
その後、合唱部がアンセム(応援歌)「翼」と校歌を披露しました。
どちらも素敵な歌ですので、全員で大きな声で歌えるよう、これから練習していきましょう。


2025年4月8日 15時45分
[名西0725]
4/8(火)に入学式を行いました。
今年度は普通科の定員が5名増え、普通科65名・芸術科42名の計107名の新入生を迎えました。
本校の目指す生徒像は「自分で考え、自分の意見を持ち、自分の言葉で表現できる生徒」です。
名西高校でしっかりがんばってほしいと思います。





3月15日、石井町の「コロコロおばちゃんの会」が主催する「エシカルこども食堂」に6名の生徒がボランティアとしてお手伝いをしました。
今回は、子どもたちと一緒におにぎりを握ります。さらに豚汁や切り干し大根の煮物など、栄養バランスがとれた絶品のお料理が並んでいます。みんなで食べるとますます食事が進みますね。

食事の後は、名西生によるお楽しみ会です。
「おべんとばこのうた」の手遊びや「エビカニクス」のダンス、みんなの知っている歌「アンパンマン」を歌いました。また、名西高校のオリジナルソングである「翼」も聴いてもらいました。
それから、ビンゴゲームと絵本の読み聞かせをして、「こども食堂」は終了しました。
いつも生徒たちに貴重な経験をさせてくださる「コロコロおばちゃんの会」の皆さんに感謝したいと思います。

【生徒の感想】
・初めての参加でした。保育士を目指しているので、子どもたちと触れ合えて良い経験になりました。次回も参加したいです。
・2回目の参加でしたが、前回より子どもたちが成長していることに驚きました。みんなでおにぎりを握って楽しかったです。
明日の卒業式を前に、賞状授与式と藤花同窓会入会式を行いました。
学業成績優秀賞や特別活動功労賞等の賞を校長先生から、同窓会会長賞は同窓会会長から手渡されました。





藤花同窓会入会式では、同窓会会長から学年幹事へと委嘱状が手渡されました。


2月22日、1年生普通科の音楽の授業でバンド演奏の発表会を行いました。演奏曲はモンゴル800「小さな恋のうた」です。ドラム、ギター、ベースの演奏を初心者から始めて、一曲を完成させることができました。
担任の先生や学年主任の先生も聞きに来てくださり、生徒たちも張り切って演奏することができました。
演奏の様子は動画で記録し、自分の演奏を聞いて振り返ったり、他の班の演奏について感想を述べ合ったりしました。




1月31日、気温は低くとも晴天の午後、硬式野球部部員18名が国府支援学校小学部にて野球教室を開催しました。
昨年、大谷翔平選手から全国の小学校と特別支援学校小学部に、「野球やろうぜ!」のメッセージとともに寄贈されたグローブを使って、野球をはじめとしたスポーツの楽しさ、身体を動かすことの大切さを伝えたいと考えました。
小学部の子どもたち15名と先生方が笑顔で迎えてくださり、少し緊張気味だった部員も安心した様子。まずは、部員2~3名と子ども1名のチーム作りと自己紹介。子どもたちは自己紹介ボードを作ってくれていて、名前や好きなものを説明してくれました。そして、準備運動として「エビカニクス」をレッツダンス!部員たちも、大きな声で「エビッ!カニッ!」と掛け声。一緒に踊ることで距離が縮まったようです。


さて、いよいよキャッチボールです。大谷選手のグローブを使わせてもらって、部員がデモンストレーションをしました。中庭に出てキャッチボール開始。子どもたちは、慣れないグローブを使って、一生懸命投げたり捕ったりしていました。上手にできたらハイタッチ。次はティーバッティング。部員は守備について盛り上げます。最後は子どもたちからお礼の手紙のサプライズに、部員たちは感激していました。






部員たちは学校に戻って振り返りをし、子どもたちの様子、教える時に気を付けたことや工夫したこと、今後の改善点などを話し合いました。部員たちは自分で考え、協力し合って行動し、誰かのために何かをすることの難しさや達成感を感じることができていました。そして、振り返りをもとに国府支援学校の子どもたち一人一人に「がんばり賞」の賞状を作成しました。後日、子どもたちに渡してもらい、喜んでもらえたと報告がありました。
国府支援学校の皆さん、本当にありがとうございました。
【部員の振り返りより】
・笑顔でいるように心掛けた。できるようになったらハイタッチをしたり、たくさんほめたりするようにした。
・上手に投げられるようになったので、僕たちはキャッチャー役とバッター役をしてピッチングを体験してもらった。
・初めは照れて話をしてくれなかったが、段々と打ち解けて話してくれて嬉しかった。
・もっとバッティングの時間を長くしたら楽しめると思った。子どもたちは本当にかわいかった。また一緒に野球がし
たい。

