JRC
JRC部の校内掲示をはり替えました
JRC部の活動を紹介しています ―ボランティア活動、頑張っています!―
本館1階の第2棟、下駄箱の近くのJRC部(エシカルクラブも兼ねています)の掲示板を、久しぶりに張り替えました。
1枚目は、JRC部の活動の全体をまとめています。学校での牛乳パックや古紙の回収活動、牛乳パックらんたんストリートや、文化祭のJRC展のことを報告しています。
2枚目から5枚目は、12月にJRC部が中心となって実施した「名高こども食堂」についての報告です。
JRC部は、地域の方々に支えられ、地域の方々と一緒に活動する機会が多い部活動です。
これからもときどき、更新していきたいと思います。エシカル消費推進キャラクター「うさカルちゃん」もいます。
ぜひ、見てくださいね。
「春よ来い!牛乳パックらんたんストリート」で食品回収をしました
牛乳パックをアップサイクル!
名高では、ペットボトルのふた、プルタブ、牛乳パック 、古紙の回収をおこなっています(JRC部 & 環境防災委員会で)。
そしてJRC部では、回収した牛乳パックで動物型の椅子とらんたんをつくっています。また、年に一度、それらを展示する「らんたんストリート」を実施しています。一昨年はハロウィン、昨年はクリスマス、今年は、暖かで穏やかな季節の到来と、先輩方の進路決定を祈る意味で、1月に「春よ来い」をテーマに開催しました。
〇「牛乳パックらんたん」とは
牛乳パックの表面をはぐと和紙のような風合いになります。そこにイラストを描いたり、切り込みを入れたところにセロファンを貼ってステンドグラス風にしたり、飾りつけをします。その中にろうそくのように揺れるLEDライトを設置すれば完成です。
〇「牛乳パックの動物椅子」とは
牛乳パックに古紙やらんたんをつくるときに出た切れ端などをぎゅっと詰め、もう一つの牛乳パックでふたをします。
それを12本集めてガムテープで固定し、クッション代わりに古雑誌を乗せ、包装紙で包みます。そして、好きな動物に仕上げます。「エシカルこども食堂」のビンゴ大会では、景品として小さな子どもさんたちに大人気でした。
※ 二匹のカメさん椅子です(1枚目) 春をイメージしたバルーンも準備(2枚目・3枚目)
〇「らんたんストリート」で食品回収
1月20日から23日の平日の放課後、らんたんにライトを灯しました。幻想的な空間で、春にぴったりの音楽をかけました。ストリートに食品回収の箱を設置しました。
消費期限まで1ヶ月以上ある31品目の食品の寄付がありました。2月2日に石井町役場子育て支援課にお渡しすることができました。名西高校の皆さん、ご協力ありがとうございました。
※ 準備が整いました(1枚目) 日が暮れるとより一層輝きます(2枚目・3枚目)
※ ジュース・調味料・カップ麺・お菓子・乾燥食品などを頂きました(1枚目) JRC部員みんなで石井町役場へ(2枚目・3枚目)
食品の他にも、本やDVDの回収を呼びかけました。50冊近くの本と、DVDやCDをいくつか寄付していただきました。これらはとりまとめをしてくれる団体を通して換金され、能登の被災地に寄付される予定です。
他校の仲間やボランティア団体の皆さんといっしょにフードパントリーに参加しました
フードパントリー ― 食品と生活雑貨のセットをご家庭に ―
2学期の終わりに、「徳島こども食堂ナビ」代表の佐々木千早妃さんから2つのメッセージが届きました。
⑴ 徳島の「こども食堂」に関する情報をホームページにまとめました。名西高校の皆さんにも知らせてください。
⑵ 城北高校の皆さんと共催で「フードパントリー」をします。いっしょにやってみませんか。
⑵のお誘いを受けて、1月27日に城北高校人形会館で開催されたフードパントリーにJRC部の4名が参加しました。
城北高校のJRC部・民芸部・百人一首かるた部の皆さん、鳴門高校の皆さん、私たちを合わせて34名の高校生と、徳島こども食堂ナビをはじめとする大人の皆さん21名、合計55名で準備と運営を行いました。
食品支援が必要な時に誰でも食品が受け取れる場所
〇 お米、カップ麺やお菓子、生活雑貨も袋詰め
子ども食堂ナビから徳島県に申請して届いた、100セット分の食品や生活雑貨を、全員で袋詰めしました。
その後、利用者の子どもたちが楽しめる「片手でつかみ取り大会」のお菓子を用意して準備は完成しました。
〇 セットをお渡しして運ぶお手伝い
事前予約をされていたご家族が受け取りにいらっしゃいました。駐車場や受け取り場所までの誘導をしたり、重たいお米や飲み物も入っているので、みんなで手分けをして車まで運んだりしました。
※ 午前、午後の2部構成でお迎えしました(1枚目) 浄瑠璃の上演。子どもたちは最前列で、集中して見ていました(2枚目)
城北高校民芸部の皆さんによる「傾城阿波の鳴門(巡礼歌の段)」の上演会もありました。小さな子どもたちとご家族の皆さん、ボランティアスタッフも全員で観覧しました。同じ高校生が人形や頭(かしら)を操り、謡(うたい)や三味線も見事で感動しました。
〇 1つ1つが繋がると大きな力になる
他校のみんなと一緒にボランティアをするのははじめてでした。緊張して、あまり話すことはできませんでしたが、また一緒にボランティア活動に取り組みたいと思いました。そして、たくさんの「ありがとう」の声を聴きたい、笑顔に出会いたいと改めて思いました。社会の一員としての役割をもっと見つけていきたいと感じました。
JRC(青少年赤十字)研修会に参加しました
他校のJRC部の仲間と一緒に学びました。名高のエシカル消費やボランティア活動について、報告しました。
6月24日(土)、県内のJRC部がオンラインでつながり、一緒に学び、それぞれの学校の活動について報告しました。また、名高JRC部の部長である中村希颯さんと富岡西高等学校の橋本伊吹さんが、徳島県の代表として参加した「令和4年度青少年赤十字スタディー・プログラム参加者報告」を行いました。中村さんは、
私は、「スタプロ(スタディープログラム)」で学んだことをもとに、JRC部の仲間と一緒に、3年生の人権学習HR活動「防災と人権」を企画・運営しました。日本赤十字社徳島県支部の方をお招きして、避難所の実際について話していただきました。そして、もしも学校が避難所になったとき、私たちにできることは何かをグループで話し合い案を出し合いました。私にとって、話し合い、考えたことをもとに、こんな大きな行動をしたのは初めてのことでした。緊張しましたが挑戦してよかったです。協力してくださった皆さん、「スタプロ」に参加させてくださった皆さんに心から感謝しています。
と報告してくれました。
スタディープログラムの報告(左) 赤十字の活動、国際貢献について学んでいます(中) 名高の活動報告を頑張る二人(右)
名高JRC部員部については、3年生の近藤帆香さんと田中亜弥さんが報告してくれました。
ペットボトルのふたの回収や牛乳パックのアップサイクルのこと、とくしまマラソン給水ボランティアや、エシカルこども食堂等、石井町を中心とした地域のボランティアに参加し、地域の一員として頑張っていることを伝えました。他校の取組も参考になりました。一緒に何かしてみたいとも思いました。
「令和4年度青少年赤十字スタディー・プログラム」‒全国の仲間と集い、学びました‒
●「令和4年度青少年赤十字スタディー・プログラム」
3月21日:日本赤十字社徳島支部・3月25日:日本赤十字社本社(東京)に参加しました
このプログラムは、全国から72名の仲間が集い、「誰一人取り残さない」というメインテーマのもと、話し合い、考え、行動する活動でした。
昨年度はオンラインでの2日間でしたが、今年は、1日目は各県からオンラインで、2日目は東京で開催されました。
今回、名高JRC部部長(2年生)が、徳島県代表2人の1人として参加しました。内容は次のとおりです。
事前課題 「スペシャルオリンピックス」に関する動画を視聴し、考えたことをまとめる等。
1日目 他県の仲間とオンラインで自己紹介やお国自慢。その後、それぞれの県に分かれて発表準備。
2日目 東京(浜松町)にある日本赤十字社本社に集合。各県ごとに発表し意見交換
徳島県チームは「避難所での身体障がい者の方へ私たちのできるサポート」というテーマで発表しました。
今回考えたことをもとに実際に行動し、多様性社会の実現に向けて踏み出します。
また、2日間同じ班で活動した、山形・福井・京都・長崎のメンバーとの絆も大切にしていきたいです。
【感想の一部】
スタディープログラムをとおして、自主性が芽生えていくのを感じます。この自主性を、JRC部に持って帰ろうと思います。東京に行き、全国の人と、日本赤十字100周年という大事なときに、このプログラムに参加できて、たくさんの人に出会えて幸せです。
※ 日本赤十字社徳島県支部HPに関連記事が掲載されています。
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